「記憶」の浮黎(ふり)
まるで人々の記憶を改竄したかのように、どこからともなく現れた星神。タイズルスとウロボロスの衝突により無数の星々が消えゆく中で誕生したとされている。
其は宇宙を静かに観測し、忘れがたい瞬間を宇宙の記憶に刻み込むために顕現する。いずれ宇宙が滅亡したとき、其はアーカイブ空間「浄土」に集めた記憶をもとに宇宙を再構築するという。
そんな浮黎を崇めるガーデンのメモキーパーと焼却人を解説する記事!
ガーデン・オブ・リコレクション
物理的な肉体を捨て、ミーム生命体となった浮黎の信徒たち。彼ら「メモキーパー」は星から星、人から人を渡り歩き、さまざまな世界の記憶を収集している。
特定の記憶を保存・継承する装置「光円錐(こうえんすい)」を開発し、スターピースカンパニーへと提供している。
ブラックスワン
開拓者がピノコニーで出会ったメモキーパー。穏やかで妖艶な占い師。
ピノコニーが「エナの夢」に包まれた際には、ミーム生命体としての性質を利用して開拓者らの認識に介入。彼らの覚醒を促した。
その後、新たな「開拓」の必要に迫られた星穹列車に対しオンパロスという秘匿された世界を紹介した。
Mr.レック
開拓者がピノコニーで出会ったメモキーパー。クリエイティブに身を捧げる映画監督。
「助監督」という機巧のカエルを連れている。
メッセンジャー
星穹列車に滞在しているメモキーパー。開拓者の前にのみ姿を現す。
焼却人
浮黎の負担を減らすためという名目で、ガーデンの保管庫から「重要でない」と判断した記憶を抹消する者たち。
記憶に優劣をつける彼らは、メモキーパーとしての正道を外れている。