ぽむぜろアーカイブ

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限界オタクが推しコンテンツの思い出を記録していきます

【NIKKE】サイドストーリー「PRETTY STAR」を読みかえす!

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そのアイドルはアークを照らし……そして、永遠となる。

サイドストーリー「PRETTY STAR」を読み返そうって記事!

①咲いた花

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特務隊を退いたオスワルドは、エリシオンの訓練顧問となっていた。フリージアのために辞めたのだ。

ゴッデスを地上に置き去りにしてから、オスワルドは罪悪感と自己嫌悪に苦しめられた。何度も自死が過ぎったが、それを押しとどめたのは、彼を案じるフリージアの存在だった。

フリージアはすっかり大人の女性に成長していた。そして彼女は……オスワルドの静止も聞かず、ニケの人権運動に参加していた。

中央政府が地上奪還戦の失敗をニケに押し付けたために、アークでニケフォビアの動きは強まっている。フリージアはニケがもう一度、人々の憧れとなれるようにしたかったのだ。

だがニケフォビアとの衝突により、フリージアは首の神経を切断されてしまう……。

②エンターテイメント

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テトララインの社長・マスタングは大金に物を言わせて、ニケの製造技術を入手していた。

彼にはニケを使い、エンターテインメント事業を独占する計画があったのだ。そして見目の良いニケを集め、芸能人としてデビューさせる予定だったのだが……中央政府が地上奪還戦の失敗をニケに押しつけたせいで、その計画は頓挫した。

そうして苛立つマスタングを宥めるのが、理事を務めるハンソンの役目であった。

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そんなハンソンに、ミセス・ミスはフリージアを紹介した。ニケの人権運動のリーダーがニケとして蘇り、ニケのために戦う……その筋書きにドラマ性を感じたからだ。

かくしてフリージアはテトララインのもと、ニケとして新生した。幸いなことに、記憶の欠落も見られない。

だが気がかりなのは、その戦闘性能がリリーバイスに匹敵するという点であった。オスワルドは彼女が中央政府のプロパガンダに利用されるのを恐れ、かつての部下にそのデータを偽装してもらうことにした。

③プリティーの誕生

ハンソンとミセス・ミスはフリージアに芸能人デビューを促した。

「ニケの人権を守ろうとする人が、堂々と声を上げられるようにしたい」というハンソンの願いは、フリージアにとっても望ましいものだった。

オスワルドはこの流れが止められないと察し、ハンソンにマネージャーを任せることにした。

 

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……アニスは身寄りのない孤児であり、「貧困層の特別入学枠」という形で支援金をもらいながら学校に通っていた。

アニスは寂しさから人々と積極的に関わるようにしていたが、そのせいで、委員長の一派から目の仇にされてしまう。

彼女の父は学校に大金を出しており、アニスは同級生だけでなく教師からも徹底的に無視されるようになる。

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陰湿ないじめに耐え続け、さらに半年が経ち……アニスが自死を考えたとき、遠くから歌が聞こえてきた。

それはアニスの胸に勇気を、自信を湧き上がらせ、熱を持たせた。アニスは生きねばならないと感じた。

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かくしてフリージア……こと「プリティー」のデビューライブは、大成功で幕を閉じるのだった。

④アークの星

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さらに時が流れた。

史上初の芸能人ニケ・プリティーのデビュー曲「PRETTY STAR」は、アークに旋風を巻き起こした。

プリティーは大スターとなり、アーク内ではニケの人権を擁護しようとする動きが高まっていた。

それに対抗するようにニケフォビアもより過激になっていったが、マスタングは「ニケの人権支持」を打ち出し、テトララインの名を売ることにした。

地上奪還戦失敗の責任をニケに押し付けたのは中央政府だが、マスタングはミセス・ミスが育てていたニケたちを中央政府の高官たちに贈ることで彼らの反感を買わぬようにしていた。

プリティーは人権団体の広報大使となり、テトララインの株価も急上昇していった。

ゴッデスのように皆に希望を与えられる存在になりたいと、フリージアはひたすら邁進していた。

 

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アニスは、クラスメイトたちが自分を嫌っているわけではないと知った。ただ彼らは、委員長の恐怖に逆らえないのだ。

クラスメイトらは密かに、プリティーのライブチケットをアニスのために用意してくれた。
彼らは様々な場面で、できる範囲でアニスを助けた。だからアニスは、寂しくはなかった。

⑤自慢の娘

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さらに時が流れた。

フリージアは芸能界に擦れ切っていた。パフォーマンスのために泣いてみせるようにもなっていた。

今やプリティーはニケの人権のシンボルだ。その影響力は大きく、何をするにも視線がついてくる。だが、だからこそ止まるわけにはいかない……。

それに、オスワルドの「自慢の娘」でいるためにも、フリージアは諦められなかった。

 

そんな矢先、マスタングがプリティーを中央政府のマスコットとして売ることで中央政府でのポジションを手に入れようと画策する。彼はアークの全てを掌握すべく、政界を狙っていたのだ。

フリージアは反発するも、マスタングは強制的な引退とデマの流布をチラつかせて脅迫。彼女を従順にするため、彼女の精神的支柱となっているオスワルドを狙うことにした。

彼は、オスワルドが「ゴッデス部隊を地上に置き去りにした」という情報を掴んでいた。そして、フリージアにそれを聞かせることで二人の関係に亀裂を入れてみせたのだ。

⑥星たちの邂逅

フリージアはオスワルドに失望し、元来の動機を失ってしまった。

彼女は少しずつ荒れていき、中央政府の仕事も引き受けるようになった。テトララインの用意した豪邸に住み、オスワルドのもとには帰らなくなった。

そんなある日、プリティーはニケフォビアによる襲撃を受けた。

ニケと人々の死骸が転がるさまを見て……フリージアは長期休暇に入った。

彼女が「完璧でなくなった」から、ニケは差別されるようになったのだ。この役目は重すぎる。彼女は完璧で在り続けねばならず、それも終わりが見えない……。

 

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あるときフリージアは、自分のファンであるという少女……アニスと出会った。

委員長により、恥をかかせるため行事のクラス代表として指名されたアニスだったが、プリティーに与えられた希望があった。支えてくれる友人もいた。

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フリージアは彼女と話して、「プリティー」はアニスにとって永遠のアイドルなのだと知った。

だが永遠にアイドルでいることなど、できはしないのだ……。

⑦偶像

ミセス・ミスは珍しくフリージアに謝罪した。

この状況になることは見えていた。それでもフリージアがアークの「星」になると分かっていたから、ここまで引き上げたのだと。

自らがシンボルとして祭り上げられ……そこでフリージアは思い至った。

ゴッデスがアークにいれば、取り返しのつかないことになっただろうと。

 

フリージアは急いでオスワルドの家に向かった。

家には多くの酒瓶が転がっていた。

彼は酒を飲む人ではなかったし、綺麗好きな性格であったとフリージアは知っていた。

フリージアは彼を「お父さん」と呼んで謝罪し、抱きしめた。

オスワルドはゴッデスを「永遠のアイドル」として残すために、そうせざるを得なかったのだ。

⑧永遠のアイドル

プリティーは活動を再開した。アイドルとしてではなく、ニケの人権向上のために動いた。

フリージアの気力は充溢しており、ニケの人権擁護団体も勢いを取り戻していった。

親子の仲が元通りになったことはマスタングにとって面白くはなかったが、彼女を押し上げることさえできればそれでよかった。

知名度は全盛期をさらに超え、やがてプリティーの復活ライブが発表される。アニスの友人は、そのチケットを彼女に快く譲ってくれた。

フリージアが緊張してしまうと言うので、オスワルドは家で待機することになったが……やはりこっそりと、アークリアンホールに向かうことにした。

 

そして開幕したプリティーの復活ライブ。

アニスはふと、観客席から不審な音がすることに気づいた。

見れば……ステージに、銃が向けられている……。

 

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……フリージアは、「象徴」として永遠に残る方法を考えた。

人気が最高潮になった瞬間、ライブを開く。

そこで必ず「何か」が起こる。そこでプリティーは、永遠のアイドルになるのだ。

その計画は、ミセス・ミスにだけ告げていた。

 

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フリージアには銃弾が見えていた。

後悔は無かった。

「私のお父さんになってくれて、ありがとう」

「私、本当に幸せだった」

「バイバイ_」

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ステージ上で、プリティーが崩れ落ちた。

アニスは犯人に飛び掛かり、気絶させられ、逃げ惑う人々の下敷きとなった。

オスワルドはフリージアを抱き寄せ、彼女が何を考えていたかを悟った。

そしてただ、嗚咽が漏れた。

⑨彼女の軌跡

犯人は、ニケフォビアの過激派たちだった。プリティーを後ろ盾としたニケ人権運動の拡大を恐れ、犯行に及んだのだ。

ニケフォビアは糾弾され、その勢力は急激に縮小。エニックによる法規改定が行われ、ニケの人権侵害は不法行為と認定された。

ハンソンはアークの街を歩み、彼女がアークを変えたのだと噛み締めた。

 

中央政府との取引が反故となり、マスタングは怒り心頭。ミセス・ミスは付き合っていられないと、テトララインを辞職することにした。

それはフリージアの願いを果たすため……次なる「アークの星」を見出すためでもあった。

そしてマスタングのもとに、中央政府からの連絡が届く。それはプリティーのボディを求めるものだった。

⑩むかしむかし

……アニスはテトララインで目覚めた。

彼女はライブにおける5名の犠牲者の一人で、脳が無事だったためにニケとして蘇ったのだ。

ハンソンはアニスに持ち掛けた。アイドルになってみませんか、と。

アニスは即答した。プリティーのような星になりたいと。

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やがてハンソンのもと、「T.T.STAR」は活動を始めた。

アニスはプリティーのように、誰かに希望を与えたいと思った。そうすれば、プリティーは永遠に忘れられないはずだから。

アニスの言葉を聞いたオスワルドは、フリージアは人々が永遠に語り継いでくれると確信した。

 

そして同時に決意した。「彼女たち」の輝きは失われるべきではない……世界の片隅であろうと、その存在を残してみせると。

オスワルドは中央政府の目を避けながら、ゴッデス部隊の記録を書き綴っていった。

 

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オスワルドは老年になっていた。

彼は殉職した同僚の息子・アーサーを引き取り、立派に育て上げた。

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最後の本を書き終えたオスワルドは、アーサーの息子・バーニンガムにそれを語って聞かせることにした……。

「昔々、人類を守るために戦った人たちがいました」

「その人たちの名は、ゴッデス」

「勝利の女神という言葉にふさわしい、立派な人たちでした_」

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【NIKKE】CHAPTER44「歩み」を読みかえす!

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シックスオー討伐戦が始まる!アークに新たな光が降り立つ!チャプター44「歩み」のストーリーを読み返そうって記事!

※前回までのストーリーはこちら

①失われた楽園

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アニスの活躍によって、T.T.STARの引退ライブはますます注目が集まっていた。マスタングによる宣伝や中央政府による支援もあり、その観客数は相当なものになりそうだ。

ひとまずエデンの様子を見に行くことにした指揮官、ラピ、アニスたちは、そこでインヘルトの全滅を告げられることとなる。

マリアンも擬似的なコアを埋め込み何とか命を繋いでいるような状態だ。

今のエデンに足りないのは、ニケの製造技術だ。それさえあれば、脳だけとなってしまったノア、紅蓮、ラプンツェルの復帰も望める……。

②模倣されたもの

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エデンとの情報共有を終えた指揮官たちのもとに、アルトルイアというヘレティックが接触してくる。奇妙なことに、アルトルイアにはラプンツェルやノアに似た装備が見られた。

それはクイーンが先の戦いをもとに学習し、新たに作り出した精鋭なのだ!

アニスが拡張武装スターでシールドを無効化し、ラピとスノーホワイトのセブンスドワーフが叩き込まれたことで、アルトルイアは撤退していくのだった。

 

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一方。リバーレリオはクイーンに跪き、人類との対話の道を提案していた。

そして……クイーンは微笑みを浮かべたまま、彼女の頭を引きちぎり、投げ捨てるのであった。

③第三次地上奪還戦

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バーニンガムは、エデンの情報を流して第三次地上奪還戦を急かすドロシーを訝しんでいた。

今のアークは安定している。リスクを冒して戦争をする必要がない。

おそらくドロシーは第三次地上奪還戦で活躍し、ボロボロになったニケたちをエデンに導くつもりだったのだ。すると空になったアークは打ち捨てられ、エデンが新たなアークとなる……それが彼女の「復讐」だ。

アークの放送チャンネルを借りて、エデンの広報映像を流し続けていたのもそのためである。

だが彼女は最近になって、そのチャンネルを使わなくなった……バーニンガムはそこからエデンの壊滅と、ドロシーのエデン追放を察するのだった。

④羨望と嫉妬

ニケの製造技術は極秘中の極秘であり、それをエデンに共有するためにはバーニンガムの認可が必要であった。

コンタクトしてきた指揮官に対し、バーニンガムは「シックスオーの排除」を交換条件として提示する。

実のところ、バーニンガムは指揮官に期待していた。

彼は元より、ニケと共に戦場を駆ける指揮官になりたかったのだ。栄光ある彼の家系がそうはさせなかったが……副司令官になった今でも、それは変わらない。

故に、かつて自身が夢見たような活躍をしてみせる指揮官はバーニンガムにとっての憧れであり、嫉妬の対象なのだ。

だから彼がどこまでやれるのか、バーニンガムは見ていたかった。最終的にマリアンを見逃したのもそのためだ。

照れ臭そうにサインを求めるバーニンガムに、指揮官は驚きながらも応えてやるのだった。

⑤もう一人のエニック

エニックは指揮官に、シックスオーの正体を開示する。それは、エニックから分離独立したAIであった。

アークにおける司法判断を担うエニックは、無数の犯罪や違法行為を目の当たりにすることとなる。よって、高確率で人類に対する「嫌悪」が生じるリスクがあった。

多数のために少数を犠牲にする「罪悪感」や、権力者に有利な判断をする際の「恥」の意識……これら負の感情を、エニックは別のハードウェアに分割することにした。

そしてプリティーのボディが拡張武装に作り変えられたとき、エニックの中にかつてないほどの「嫌悪」の感情が生じた。それがメイン思考領域を汚染したため、エニックは汚染部位を丸ごと切り離した。

するとそれは移行先ハードウェアに蓄積されていた負の感情を学習し、AIとして自我を持つに至ったのだ!

 

エニックは直ちに廃棄を推奨したが……かねてより中央政府とジャッジスは、エニックを牽制する方法を探していた。

よってジャッジスはそれを確保し、シックスオーと命名。エニックを仮想敵として学習させた。その結果、エニックの介入できないブラックネットが構築された。

やがてシックスオーは悪事を学習し、自ら悪事を行い始めた。中央政府とジャッジスは廃棄を計画したが、シックスオーはアウターリムに全システムを移行し、もはや制御できなくなってしまったのである。

シックスオーの目的は、自らを捨てたエニックの消滅と、アークの掌握だ。

⑥傀儡

指揮官たちは、シックスオーと繋がるリヴァリンの居場所を探るため、フラジャイルのもとへ向かった。

……かつてフラジャイルは自身の妹と、そしてリヴァリンと共に肩を寄せあって暮らしていた。運送業務にロボットが大量投入されたことで、パスファインダー部隊は仕事を失ったのだ。

リヴァリンはそんな貧しさを脱するため、シックスオーからの汚れ仕事を引き受けるようになった。違法な荷物の運び屋となり、大金を得るようになった。

しかし荷物の取り合いで小さな組織が争い、フラジャイルの妹は死んだのである。

 

当のリヴァリンは時間による解決を求め、身を隠して状況をやり過ごそうとしていた。彼女を見つけ出したフラジャイルは怒りをぶつけるが、リヴァリンは罰を受けたくないと、全てを無かったことにしたいと抵抗する。

それがまかり通るはずもないが、指揮官に情状酌量を提案されたリヴァリンは、ようやく協力を受け入れるのだった。

⑦モニターダイブ

シックスオーはアウターリムにミストの製造拠点を増設し、中毒者を自らの操り人形にしている。

牡丹会とジャッカルがそれらの破壊に乗り出すなか……ロザンナとサクラは、ドバン副司令官のもとを訪れていた。

ドバンの部下の大半がミストを購入していることを掴んだ2人は、シックスオーに兵士たちを利用されないよう彼らの権限停止を要求しに来たのだ。ドバンは屈辱に震えながら、それを承諾した。

 

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一方シュガーはミスト生産拠点の見張りという仕事をあえて引き受け、それぞれから伸びるケーブルを掘り起こすことでシックスオーの本拠地を割り出していた。

モランが追ってきたシックスオーの手下・ロジーを食い止めるなか、シュガーはバイクを走らせ、そのまま大型のコンピュータへと突っ込んだ!!

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その瞬間、エニックはブラックネットのシャットダウンを確認。リヴァリンは、エニックの死角を埋めるための監視強化作業に協力することになるのだった。

⑦ネオ・ネオン

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メインフレームを破壊され、大幅に弱体化したはずのシックスオーだが……指揮官たちがアークに戻った直後、E2クリスタルによるテロが同時に5ヶ所で発生する!

シックスオーは自らの健在を示すため、また特殊別働隊を排除するため動き出したのだ。指揮官たちがE2クリスタルに包囲され、絶体絶命の危機に陥ったとき……それを素手で砕いて現れたのは、なんと新たなボディのネオンだった!

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M.M.R.最深層にて。修理されたD.E.E.P.の技術により、ネオンには新たなボディが与えられた。

そのボディの特徴は、「常に健康体である」こと。すなわち、外部からの干渉を……侵食、E2クリスタルやダークマターなどの影響を、一切受けつけないのだ。

今やネオンのボディ自体が「鍵」となっているため、D.E.E.P.たちも彼女に従うだろう。

 

……ネオンの活躍により、指揮官たちは窮地を脱した。そしてエニックの手で事態は収拾されるが、ニケと民間人を含む100名の犠牲が出てしまう。

アークにハードウェアは無数に存在するため、このままでは電子存在であるシックスオーの活動を制限することはできない。

そこで指揮官は、エニックに提案する。アークを止めてはどうか……と。

【NIKKE】イベントストーリー「ARK GUARDIAN」を読みかえす!

かつて、最強の女神が在った。眩い白百合の花が……。

イベントストーリー「ARK GUARDIAN」を読み返そうって記事!

本編は2025/12/30に公開された。

※前回までのストーリーはこちら

⓪目を閉じて、昔の夢を

セシルにより、スノーホワイトのボディと装備は強化された。

紅蓮とラプンツェルは脳だけがブレインシェルターに保管されている状態だ。エデンはニケの改造・修理を可能とするものの、三大企業が秘匿するニケの製造技術までは手にしていない。

彼女らのボディを0から構築するには、アークからの技術供与が必要だ……ヨハンらのプライドは傷つくかもしれないが、スノーホワイトは既に形振り構っている場合ではないと考えていた。

リリーバイスの尊厳を踏みにじったクイーンを、必ずこの手で倒すために……。

①散りゆく花

……ヘレティック・アナキオールは撃破できたものの、レッドフードはゴッデスを去ってしまった。

紅蓮はスノーホワイトが気落ちしているものと考え、背中を叩こうとするが……彼女は既に、紅蓮やラプンツェルの新装備開発に取り掛かっていた。きちんとお別れを済ませたのだから、悲しんでばかりはいられないと歩み出していたのだ。

いっぽう。リリーバイスは、自身に半年ほども時間が残されていないことを知った。

リリスはもとより、短期決戦用に作られた……そして今の人類に、彼女を直す手段は存在していなかった。

②人類の敗退

オスワルドはアーク封鎖計画の総責任者・特務室長に任命されていた。

彼は黙々と、上からの命令に従ってきた……ついたあだ名が「地獄の猟犬」だ。

同僚からは羨望や嫉妬の眼差しを向けられたが、オスワルドは「封鎖」が示すものを憂いていた。

第5次封鎖が終われば、アークの扉は完全に閉じられる。扉の前まで辿り着いた者たちも、封鎖されてしまえば皆死に絶えるのだ。

アークに収容できるのは、世界人口のほんの数パーセントに満たない。オスワルドは、間接的な大量殺人者となるだろう。

そんなオスワルドに、身寄りのない少女・フリージアが保護者になってほしいと訴えかけてきた。

オスワルドは断るつもりであったが、気丈に振る舞う彼女の震えに気付いて……また自分の絶望を何度も救ってくれたゴッデスの姿を思い出して、それを引き受けることにした。

フリージアは涙を流しながら、何度も感謝の言葉を述べるのだった……。

③アークの守護者たち

リリスと指揮官が戻り、ドロシーたちは「アークガーディアン作戦」の決定を告げられていた。

選ばれた人類はアークへ移住する。そのためにニケたちは、アークへの入り口を守り続けるのだ。封鎖作戦は第5段階まで存在し、それが終わればアークは内側からも外側からも行き来できなくなる……。

オスワルドはフリージアをアークに送り出そうとするが、彼女はオスワルドと同じく第5次封鎖の際にアークに行くと主張した。

オスワルドは形式上の「保護者」になったが、「家族」にはなれないとする。しかしフリージアは頑として譲らず、結局オスワルドも彼女を放り出すことはできなかった。

④量産型ヘレティック

第1次封鎖はゴッデスの活躍によって順調に終わった。しかし第2次封鎖にあたって、新たなヘレティックが出現する!

自己再生能力を持つ相手に対し、リリスはそれを上回る速度の打撃を加えるが……突如として彼女は吐血し、倒れてしまう。

そして……同じ顔のヘレティックが3体もスノーホワイトの前に降り立った。スノーホワイトは、そんな「量産型」ヘレティックを前に、引き金を引くことができなかった。恐怖が、かつての仲間という意識が邪魔をする……。

スノーホワイトの窮地にリリスは再び立ち上がり、血に塗れながら敵を蹴散らした。

スノーホワイトは、自らの無力に打ちひしがれた。

⑤鎖を解くもの

量産型ヘレティックに脇腹を貫かれた指揮官は、V.T.C.の医療施設に搬送された。治療にあたって内臓の大部分を切除したため、指揮官の行動は制限されることとなるだろう……。

そこで彼は、自身の血を浴びたヘレティック1体が再生能力を失っていたことを聞かされる。

彼の血からは、ナノマシンを殺す物質「アンチェインド」が抽出できるというのだ。それも、捕獲されたアナキオールに対する実験で実用性が確認された。

V.T.C.の女司祭は詳細を語らなかったが、それはマシンメサイアと呼ばれた古いプロジェクトの影響であるのだという。

女司祭はアンチェインドの量産技術を確立すべく、ただちに指揮官を拘束する。主要人物は既にアークに収容されたからと、V.T.C.は既に戦場から興味を失っていたのだ。

彼らは実のところ、第3次封鎖作戦で全てを切り上げるつもりであった。

⑥純白のリリーバイス

中央政府の小隊長によって救出された指揮官は、思い通りにならない身体を引きずり、ゴッデスのもとに戻った。

そして指揮官の話を聞いて、ゴッデスは決意した。第3次封鎖が終わった後も、地上に残り続けようと。

ゴッデスは、取り残された者やニケたちを保護し続ける。そして2週間誰も入り口の前に現れなければ、全員でアークに向かうのだ。

スノーホワイトは皆を白百合の花畑に招いた。

花びらが舞う美しい風景の中で、リリーバイスは子どものように笑っていた。スノーホワイトは涙を零さず、それを目に焼き付けた。

遠からず枯れるさだめの、世界で一番美しく白い花を……。

⑦勝利の翼号

量産型ニケたちに、アーク封鎖計画が第3次で切り上げられることが告げられた。しかし彼女らは一人残らず、ゴッデスの作戦に志願してくれた。

第3次封鎖作戦が始まった。紅蓮とラプンツェルは、スノーホワイトの作った新装備を手にラプチャーの軍勢と戦う。

そしてスノーホワイトは空中戦艦「勝利の翼号」を駆り、戦場に合流する。

……リリスの体はボロボロで、指揮官も脂汗を流しながら、なんとか立っているような状態だった。治療が終わっていないのだ。

2人は互いを心配するが、2人とも戦場を離れるつもりなど毛頭なかった。

⑧思考転換

ストームブリンガー20機に絡み付かれ、勝利の翼号は墜落した。

リリスも限界で、スノーホワイトの目の前では次々に量産型ニケたちが死んでいく。

視界を埋め尽くす大量のラプチャーを前に、スノーホワイトは激しい恐怖に駆られた。

逃げ出したくてたまらない。しかし、やるしかない。スノーホワイトは覚悟を決めた。

 

思考転換

ニケの極限状態にあたって、NIMPHはそこからの脱出に有用な情報だけを検索し、整理する。不必要な情報は消去され、必要な情報だけが保持・強化される。

この過程で発生する情報の歪みにより、たいていの場合、思考転換したニケは狂人同然と成り果てる。

しかしごくまれに、再配置された情報が奇跡的に噛み合う事例が存在する……はたしてスノーホワイトは、その「奇跡」の一つであった。

 

この状況を切り抜けるため、NIMPHはスノーホワイトの記憶を選別していった。

生き残っている者の情報、戦闘技術は保持され、個人的な記憶や感情、指揮官やレッドフード、リリスに関する記憶は消去された。

「生き残り、アークを守る」ことだけが目標に再設定されたとき、スノーホワイトの思考はクリアになった。

ただ冷静に目の前の敵を倒し、自身の身体が破損すれば、ラプチャーのそれを奪って接合する。

今の彼女に無用な感傷はない。量産型ヘレティックも問題なく倒すことができた。

⑨女神の散華

紅蓮は量産型ヘレティックと戦い、窮地に追いやられていた。

そこで紅蓮は、風を舞う赤い花弁を見た。それが現実のものか、死の際の幻覚であったかは定かではないが……紅蓮の脳裏に、姉の姿が過ぎった。

彼女は強く美しかった。いつだって落ち着きがあり、気ままで余裕があった。紅蓮はそうなりたいと願った。

……ならば、そうあれば良い!

軽度の思考転換が起こった。記憶は保持したまま、性格が変化した……それは、ある種の「悟り」と呼べるものでもあった。

そして紅蓮は、柔軟な剣さばきによって量産型ヘレティックを切り伏せてみせるのだった。

 

リリスは全身から血を流していたが、それでもヘレティック2体を仕留めてみせた。

リリスは意識を失った指揮官を、アーク行きのエレベーターに乗せた。戦場の設備では、指揮官は死んでしまう。

指揮官は……アンダーソンは、必死に抵抗した。しかし、エレベーターの扉は閉まっていく。今にも枯れそうな白い花を見つめ、アンダーソンは零した。

「リリス。愛している」

「私も、愛しています。アンダーソン」

扉は閉ざされた。リリスの目から涙が溢れた。

リリスはおぼつかない足取りで、戦場が見渡せる場所へ向かった。

そして勇敢に戦う妹たちを見つめ、リリスは勝利を確信した。

「……大きくなったね」

「立派よ、私の妹たち」

「本当に、カッコいい……」

そして彼女は微笑みを浮かべ、静かに目を閉じた。

白い花は散った。

ドロシーたちは涙を流した。今のスノーホワイトはそれが誰だか分からなかったが、なぜだか頬を伝うものがあった。

⑩真の安らぎ

1か月後。リリスは死に、指揮官が戻る気配はない。ドロシーはゴッデスのリーダー代行として戦っていた。

2ヶ月後。量産型ニケの部隊は消耗し……ラプンツェルは死者の追悼に、紅蓮は酩酊に依存するようになっていった。

依然として、アークからの応答はないままだ。

 

オスワルドは第3次封鎖の際、フリージアと共にアークへ移動していた。

やがて彼は、中央政府から「ゴッデス部隊の処分」について告げられる。

中央政府は、アークにてゴッデスが神格化・偶像化され、多大な影響力を発揮することを危惧していた。

よって彼らはゴッデスを封鎖計画の最終段階に利用したのち……彼女らを政治的・社会的に抹殺。研究のため、その身を分解するつもりでいた。

指揮官についても、目撃者はすべて処分し、生涯に渡る自宅軟禁によって外部との接触を断つことが決定していた。

オスワルドは震える手で、その書類を握りつぶした。

そして、決意した。吐き気がする。それでも、自分がやらねばならない。

彼女たちを、永遠の偶像とするために。

「人類のために戦う……ゴッデス部隊に感謝を」

 

……スノーホワイトは夢から覚めた。そしてセシルのもと、新たな装備を身につける。

「今度こそ……お姉ちゃんに真の安らぎを」

イベントストーリー「出航!万魔船 マコト議長の華麗なる避暑」を読みかえす!

5.5周年はパンデモの夏!!オデュッセイアを交えて……海賊船バトルの幕開けです!

本編は2026/07/29に公開された。

①キャスト・ガール・アウェイ

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ある夏の日。先生のもとに、万魔殿からのビデオレターが届いた。

なんとマコトたちは、超豪華客船でクルーズ旅行をするのだという!そして風紀委員会に格の違いを見せつけるため、先生もそれに招待しようというわけだ。

……しかし一行を出迎えたのは、「超豪華客船」からは程遠いオンボロ漁船であった。

マコトは格安プランに目がくらみ、ろくに確認もせずこの船を手配してしまったのだ。イブキの期待を裏切らないため、ひとまず海へと駆り出す一行だったが……沖合に出たところで、なんとエンジンが寿命を迎えてしまうのだった。

②少女漂流記

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エンジンは完全に停止し、通信装置も壊れている。残された物資は一週間分……。

しかしマコトは楽観視を決め込んでいた。万魔殿のメンバーが不在と分かればすぐに救助が来る、ただ気ままにバカンスを楽しめばいいのだと。

……漂流4日目。ようやくマコトは危機感を覚え始めた。イロハはひそかに物資を管理し、それが一週間で尽きぬよう懸命にやりくりしていた。

漂流6日目。マコトは「これも風紀委員会の仕業だ」などといつもの妄言を吐き、依然として物資の状況には関心を向けない。あまつさえその管理を「くだらない」雑事と言ってのけたために、イロハの不満はついに爆発してしまう。

イロハは元よりパーソナルスペースを重んじる性格で、この狭い船内で数日を過ごせば、マコトを受け流す余裕などが残っているはずもなかった。

③ガイスターシップ

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イロハは物資の管理を放棄してしまった。マコトが謝らない限りはこのままだ……。

しかしマコトが他人に謝るなどあり得ないことだ。マコトは「去りたい者は去ればいい」として不干渉を貫く。

思い返せば、イロハが万魔殿に入った理由は単純なものだった。「生徒会に入ったら楽に過ごせるかも」、「周囲からの評価も上がるかも」……その程度のことでしかなかった。

けれど実際に入ってみれば、マコトの起こすトラブルの尻ぬぐいばかり。なんで入ってしまったのだろう……

「このまま、消えちゃいたい」

そうイロハが弱音を零したとき、幻聴が響く。

『旅に出たい?』

直後、船が何か巨大なものと衝突する!

霧と共に現れたのは……現在のキヴォトスでは使われていないはずのガレオン船。

すなわち、幽霊船であった。

④海の悪魔

マコトは「これを奪って陸に戻る」と宣言し、幽霊船の中へと足を踏み入れる。明らかに怪しい気配が漂っているものの、やむなく他のメンバーもその後に続いた。

すると侵入者を包囲するようにして、海賊の幽霊たちが次々に現れる!逃走を図ったチアキ・サツキ・先生は床をうっかり踏み抜き、船底へと落下してしまう。

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恐怖から何度も気絶していたサツキだが、やがて落ち着きを取り戻すと、周囲の環境や物品を細やかに分析し始める。

その部屋に刻まれた痕跡から、確かに船は数百年前のものだと分かった……さらに発見されたハンカチにはゲヘナに似た校章が描かれており、サツキは心当たりがあるのか真剣な顔で思案する。

そんな彼女の姿は、先生やチアキにとって初めて見るものだった。サツキとマコトは、チアキたちが入学する以前のゲヘナについて語らない。彼女たちはそこで多くの経験をしてきたようだが……。

⑤カリビアンの万魔殿

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先生たちが再合流を果たしたとき、なぜかマコトは「キャプテン・マコト」を名乗って海賊たちを従えていた。

マコトはかつてのゲヘナ生である幽霊たちをそのカリスマによって従わせたというが、にわかには信じがたい……しかし経緯はどうあれ、一行は動く船を手にしたことになる。

海賊団「万魔船(マン・オブ・パンデモニウム)」としての衣装に身を包んだマコトは、そのコンセプトに呑まれるまま「キヴォトス中の金銀財宝を略奪しよう」と高らかに唱える。

そんな彼女らのガレオン船・ビス丸を突如攻撃してきたのは、オデュッセイア海洋高等学校の巡視船・ハルピュイア号であった!

 

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オデュッセイアの治安維持部隊「トライデント」に属する小森スミカは、巡回中にマコトによる危険な発言を傍受した。

ハルピュイア号における日替わりキャプテンを務めていたスミカは、トラブルの気配を感じ取りつつも、功績目当てに海賊船へと攻撃を開始したのだ!

⑥バトルシップ!

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対するビス丸には錆びついた大砲が一門あるのみ。敵うはずがないと海賊たちが弱気になる中、それでもマコトは無理を押し通そうとする。

果たして……大砲は発射された!!その奇跡に海賊たちは奮起し、トライデントとの戦いが始まった。

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誰も大砲の操作になど慣れていないが、イブキが即興で弾道を計算してみせたことで状況は好転。いっぽう劣勢に立たされたハルピュイア号は体当たりを敢行し、船に開いた穴から侵入を図る!

だが自分を「極悪非道な海賊船長」と思い込んだマコトは普段以上の力を発揮しており、それをことごとくねじ伏せてみせる。

……しかし間もなく、トライデントのメイン艦隊が到着。その砲撃により、ビス丸は海に沈んでしまうのだった。

⑦ここにいる理由

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先生たちはスミカたちに救出され、その謝罪を受けることになった。スミカによると、ビス丸とその乗員たちは、板の一片も残さず綺麗さっぱり消えてしまったのだという。

かつて、ゲヘナ学園が海洋進出を夢見ていた時期があった。分校として「ゲヘナ海洋学園」を創ろうとしたのだ。

当時の生徒会長は自分の名前を船につけ、進水式を行ったが……ノウハウもなく、いきなり完璧な大型船が作れるはずもない。出航と同時にそれは沈み、ゲヘナ海洋学園計画は白紙となった。今回の幽霊船は、そんな太古の存在が現れたものなのかもしれない。

 

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そしてイロハは、イブキに背中を押されマコトと対面していた。

マコトが一人で幽霊船に飛び込んでいったのは、必ず皆が自分の後に続くと確信していたから。そして危険を顧みなかったのは、自分が今回の状況を綺麗に解決すれば、イロハの方から謝ってくるだろうと考えたからであった。

イロハはため息を吐き、いつものようにマコトにずけずけと物を言う……。

イブキは彼女らを二人きりにすれば、自然に仲直りできると分かっていた。だってイロハは、何だかんだと言ってもマコトのことが好きなのだから。

「誰があんな人……」

「わがままで自分勝手で、強引で……」

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「でもまあ……」

「たまには……本当、たまに」

「ちょっと格好いいですよね、マコト先輩」

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⑧海の賑やかな伝令者

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マコトはオデュッセイアによる歓待を受けたあと、壊してしまった漁船の補償として、持ち主に最新式の船を提供した。

そしてビス丸の沈没に無念を覚えたマコトは、「風紀委員会の予算を削って超巨大戦艦・ビス丸2号を建造する」と宣言するのだった。

 

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……後日。学園よりマコトへのお使いを頼まれたスミカは、ゲヘナ自治区にやって来ていた。

だがマコトの名前を失念していたため、「ゲヘナのトップで銀髪で強い人物」の居場所を探すことになり……灼熱のヒノム火山をひいひい登ってようやく見つけ出したのは、夏期合宿訓練中のヒナだった。

スミカは自らの徒労を悟り、白目を剥いて下山するのだった……。

【NIKKE】CHAPTER43「鍵」を読みかえす!

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M.M.R.の深層にて、ネオンの失われた過去が紐解かれる……!チャプター43「」のストーリーを読み返そうって記事!

※前回までのストーリーはこちら

①地の底のプリンセス

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アウターリムで一番危険な場所・バッドドリーム。そこで最も大きな店を持つ「ビッグマダム」のもとにプリンセスが預けられてから、2年が経とうとしていた。

プリンセスは高慢な性格で、ろくに働かず暮らしていたため、ついに当初の資金も底を尽くこととなった。護衛もいなくなり、歓楽街の掃除を行う少女…ストール3世が面倒を見てやる理由もなくなったのだ。

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だがストール3世に、プリンセスを放っておくことはできなかった。働かない限り、アウターリムでは認められない。彼女の迎えが現れる様子もなく、このままでは各地でトラブルに巻き込まれるだけだ。

3世は、自らの「」……地下トンネルの一角に彼女を招くことにした。身寄りがなく、幼く、体も弱い彼女がこのように「家」を買えるのは、培ってきた信頼のためと言えた。

②日常の挨拶

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プリンセスはフリーラットという少女のもとで働くようになった。

電子機器を探してデータをハッキングし、そこに重要な情報があれば金になる。プリンセスは仕事を済ませ、3世の家に戻り、泥のように眠る生活を繰り返した。

半年が経った。プリンセスは認められていき、お金も少しずつ貯まっていった。

才能が認められれば浮かれる気持ちもあるが、プリンセスはアウターリムに沈むつもりはなかった。必ずアークに戻るつもりでいた。

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しかし……「家」に帰る度、3世が笑顔で迎えてくれる。そんな日々を繰り返すうち、彼女のために何かをしてやりたいと思うようになってしまった。

プリンセスはノートパソコンを動かすための発電機を求めていたが……3世のために、屋根と壁のある本物の家を購入した。

すると、3世はプリンセスのために発電機を買っていた。2人はそれがおかしく、笑い出すのだった。

③聖下

バッドドリームの公衆トイレ、「産婦人科」とあだ名される物置で見つかった3番目の子供。それがストール3世の名前の由来だ。彼女は体が弱く、いつしか病のためにほとんど目が見えなくなっていた。

 

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一方その頃。アークへの抜け穴の前で、プリンセスはV.T.C.の女司祭と接触していた。

彼女の正体は、V.T.C.のトップ……「聖下」と呼ばれる存在であったのだ。プリンセスは自らをアウターリムに放置した女司祭へ怒りを露わにするが、女司祭は必死に弁明する。

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プリンセスは20代半ばになるたび、脳を若くて丈夫な体に移し替えてきた。そして彼女が今の肉体に移り、休息を取っていたとき……一人の男が現れ、V.T.Cは壊滅したのだという。

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元ゴッデスの指揮官・アンダーソンだ。たった一人の手によってV.T.C.の指導体制は崩壊し、彼はその功績で副司令官の座に収まった。

そして中央政府はV.T.C.の粛清に乗り出し、信徒はかつての2%以下にまで減少したのだという。女司祭は意識のないプリンセスをアウターリムに運び、ビッグマダムにV.T.C.の全資産を預けていたのだ。

女司祭はプリンセスの生存に喜び、V.T.C.の再興を夢想するが、プリンセスはそれに関心を持てなかった。かつての自分が、権力のために多くの人を殺めてきたことを悟ったからだ。

④ネオン・サイン

3世はほとんど失明していた。プリンセスは彼女を治すため、アークに連れていくことに決めた。

しかし翌朝、プリンセスは中央政府より1億の賞金首として指名手配されていた。アウターリムに兵士や量産型ニケたちが押し寄せ、巻き込まれたフリーラットは死亡する。

プリンセスは失明した3世を連れてアークへと向かうが、2人は待ち受けていた女司祭によって撃たれてしまう。

彼女はプリンセスの情報をリークすることで、中央政府での地位を得ることにしたのだ。女司祭は「聖下」の権威の象徴である鍵を求め、プリンセスからネックレスを引きちぎる。

しかしネックレスが輝きを放つと、女司祭は消滅した。彼女は「鍵」の在り方を勘違いしていたのだ。

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3世は死んだ。彼女は暗いアウターリムで生まれ、光に憧れながらも、ついにそれを知ることなく死んだ。

しかし、アークはアンダーリムよりずっと明るい場所だ……プリンセスは震える手で、3世に眼鏡を掛けてやった。

「その目で光を見て、思いきり駆け回って……楽しく、幸せに生きなさい」

「もう苦しまないで。お願いよ」

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「……優しくしてくれて……」

「ありがとう」

 

プリンセスは死んだ。中央政府の兵士はプリンセスに関して「赤い眼鏡に白い髪、10代前半の少女」という外見情報を得ていたため、その条件に合致する3世を回収した。

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E.H.がこの動きをイングリッドに連絡したため、3世はエリシオンのニケとして生まれ変わることとなった。

彼女には人間時代の記憶が無かったが、その眼鏡が大切なものであることだけは分かった。

彼女は夜のアークにも光があることに感銘を受け、ネオンサインから「ネオン」と名乗ることにした。

⑤深きもの

V.T.C.は生命工学系の研究所であり、死んでさえいなければどんな人でも治すことができた。それは「奇跡」として語られ、宗教団体のような形態を持つようにもなっていった。

ニケが誕生するとV.T.C.の技術はそれに深く関わり、人類にとって不可欠なものとなった。権力が生まれたのだ。

アークへの避難が決まると、人類連合軍とV.T.C.は中央政府として統合した。しかし旧人類連合軍にしてみれば、V.T.C.に実権を握られている状況は面白くない……そこでアンダーソンによる壊滅、中央政府による粛清が行われたのだ。

 

D.E.E.P.は技術研究特化型のニケで、アークの根幹技術を有していた。M.M.R.もミシリスとD.E.E.P.が共同で作った場所だ。

だがD.E.E.P.はV.T.C.の崩壊を目の当たりにして正気を失い、アークのエネルギー源を人質に中央政府を脅迫した。そのためエニックにより徹底的に潰され、その権限を剥奪された。

さらに立場を取り戻そうと躍起になったD.E.E.P.は、アークの象徴・プリティーのボディを拡張武装という兵器に作り変えてしまった。その罰としてD.E.E.P.は生きたまま何もできない状態に変えられ、M.M.R.最深層に幽閉されることとなったのだ。

⑥真の火力

ジエンとエーテルの働きかけにより、ネオンは人間であった頃の記憶を思い出した。

そしてネオンの眼鏡には、パスワードを入力できることが判明する。それはプリンセスの「嫌いな音」……。

ネオンが「咳き込む」と、最後のセキュリティは解除され、V.T.C.とD.E.E.P.の技術が応用されたニケの設計図が現れた。ネオン専用のボディだ!

それはジエンらにも解析不可能なロストテクノロジーであったが、M.M.R.に封じられているD.E.E.P.らを直せば再現できると考えられた……。

「夏のブルアカらいぶ!ほっと!ほったー!!ほってすと!!!SP」公開情報まとめ!

2026/07/26に「ブルーアーカイブ5.5周年生放送 ~これが本当のごー!ごー!!です♪~」が放送され、その第3部「夏のブルアカらいぶ!ほっと!ほったー!!ほってすと!!!SP」にて大量の情報が公開されました!!

そんな公開情報を時系列順にまとめた記事です!

推しの水着が!!新衣装が!!!いっぱい押し寄せてくる~~‼️‼️

7/26~:帰ってきたブルアカVR+(チケット申込開始)

 

7/26〜:カヨコイヤホン

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7/27~:ASMR「セイア」「ミヨ」

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7/27~:各種楽曲配信

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7/29~:イベント「マコト議長の華麗なる避暑」

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・水着チアキ配布

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・つまみモーション追加

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7/29~:無料100回募集「水着マコト」「水着サツキ」

期間限定PU「我等が夏に誠在り!」&「五月雨に夏を閉じ込めて」

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7/29〜:Jリーグコラボ

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7/30~:5.5周年グッズ

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8/3〜:ゲヘナ印鑑

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8/4〜:ローソンコラボ

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8/5~:5.5周年募集「水着イブキ」「水着イロハ」

期間限定PU「夏の息吹は輝いて!」&「夏のいろはの手ほどきを」

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8/7〜:ビックカメラコラボ

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8/12:新メインストーリー「炎と影」編1章

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8/13〜:ZOZOTOWNコラボ

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8/17〜:アリウス長財布&ボディバッグ

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8/18〜:TSUTAYAコラボ

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8/19:「炎と影」編2章、ミニストーリー更新

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9/11~:大阪さんぽ

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9/11~:「推し旅」キャンペーン

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9/27:ブルアカ新幹線

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時期未定:JR秋葉原店新規グッズ

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【NIKKE】3周年イベントストーリー「GODDESS FALL」(後編)を読みかえす!

女神が散る。

3周年イベントストーリー「GODDESS FALL」の後編を読み返そうって記事!

※前回までのストーリーはこちら

①とあるナユタ

マリアンは自らがクイーン因子を持つことを明かした。しかしパイオニアとクラウン王国が彼女の味方である以上、エデンも敵対するようなことはしなかった。

クイーンは要塞化した宇宙ステーションと共に降りてきた。上空10km地点で静止したクイーンは、光学兵器による攻撃を開始する。

このままではエデンの戦力はシールドの外に出られぬまま、ラプチャーによる包囲は進み、クイーンも自己修復を果たしてしまう。ヨハンはエデンを自爆させ、指揮官に後を託そうとするが……ナユタはそれを押し留めた。

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ナユタの分身は残り1180体。そして、クイーンの迎撃兵器は1000門を超えないはずだ。であるから……分身による総攻撃を行い、それらを囮として使い捨てる。その間に、宇宙ステーション本体を叩くのだ。

……一人一人の「ナユタ」には、思い出と、執着と、感情があった。ナユタは散りゆく分身たちの記憶を受け入れながら、涙を流すのだった。

②誇り高き称号

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宇宙ステーションへの攻撃は、インヘルトが引き受けことになった。

イサベルは最後の力でハランを送り込み、閃光の中に消えた。ハランはそれを振り返らず、自己増殖型ウイルスをクイーンに叩き込むのだった。

いっぽうインディビリアはチャイムを執拗に狙い、それを庇ったクラウンは深く傷ついていた。

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マリアンはクイーンへの怒りから巨大化するも、インディビリアも巨大化してそれに対抗する。ハランはそんなインディビリアに鎌を叩きつけるが……その時、彼女のボディも限界に達していた。

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ハランは薄れゆく意識のなか、ヨハンに呼びかけた。

「最初で最後だもの……私たちにあの称号を授けてくれる?」

「ご苦労だった」

「勝利の女神たちよ」

「ふふ。悪くない……気分だ……わ……」

ハランは笑み、塵となって消えた。後には何も残らなかった。

 

パピヨンは、イサベルによってエデンの外に逃がされていた。

パピヨンは走り続けた。エデンの者たちは、ここで命を使い切ろうとしている。それが彼女には正気に思えなかった。

そう、パピヨンはこのまま一人逃げてしまえばいいのだ。しかし……彼女はアークとの通信回線を開き、急いでドロシーを呼んだ。

そしてパピヨンは、エデンの方向に振り返って走り出した。

「あはは……!ホント……!バカみたい……!」

「何やってんのよ、私……!」

③堕ちる女王

ナユタは傍観者であった。

多くの知識があるために、何かが起きたとき、その責任を自分に求めてしまうから。

ナユタは選択を他人に押しつけてきた。けれど本当は……共に戦いたいのだ。

ヨハンとクラウンに鼓舞され、ナユタは戦場に飛び出していく。何があっても、後を継ぐ者がいる……故に、今この場に全てを賭けるのだ。

ヨハンはナユタ自身に選択を求め、アンチェインド弾を譲渡した。

 

クイーンの砲撃を受けたマリアンは、トーカティブによって無力化された。それはミラーの指示だ。

だが実際のところ……ミラーはトーカティブを騙し、マリアンの保護者として利用していた。ミラーは「マリアンをクイーンのボディにする」などとは考えていない。マリアンこそを次のクイーンにしようとしていたのだから。

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スノーホワイト、紅蓮、ラプンツェルがトーカティブを討伐すると……やがてクイーンが地上に墜落してきた。

④双頭の火竜

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インディビリアはハランの毒により弱体化していた。チャイムはそれを襲撃し、クラウンから預けられた拡張武装……ネイキッドキングを一時解放する!

さらにタロスとナユタの攻撃を受けたインディビリアは、ニヒリスターに戦うよう促す。が……よく考えてみれば、インディビリアのために戦う必要はないのだ。

せっかく復活させてやったのに、裏切って自分を喰った相手なのだ。ニヒリスターはクイーンの支配力を打ち破り、インディビリアを貪り喰らう。

そして、ニヒリスターは完全復活を果たした。

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クイーンの出力と再生能力は異常であった。ナユタの分身は全滅、パイオニアが致命打を与えても、たちどころに再生してしまう。

そこでスノーホワイトたちは、世界各地に配置していたミサイル6000発を一斉にクイーンに叩き込んだ。それでもクイーンは自己修復する……!

⑤堕ちた女神

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だがそこで、ニヒリスターがクイーンに突撃した!ナユタから受け取ったアンチェインド弾を噛み砕き、「毒杯」となってクイーンに吸収されたのだ!

たちまちクイーンの再生能力は封じられ、崩壊の兆しが見え始める。ナユタは自らと繋がる分身の命を燃やし尽くし、一瞬の隙を生み出す……そしてスノーホワイトのセブンスドワーフが、ついにクイーンの胴体を貫いた!

紅蓮に首を落とされ、ようやくクイーンは動かなくなった……念願の勝利をついに掴み取ったのだ。

 

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しかし直後、クイーンの首から黒い液体が溢れ……そこからリリスが現れた。

リリスはその拳で、ラプンツェルを、紅蓮を、スノーホワイトを、ナユタを殺した。

そしてマリアンの胸を貫き、そのコアを満足げに眺めた。

⑥白百合

パピヨンは銃を乱射するものの、「それ」に効き目はなかった。エデンに駆けつけたドロシーは、「それ」がリリスでないことを見抜いた。

ドロシーは殺意を向け、その銃が光を放った。「それ」は自身の血を一瞥し、地平線の彼方へ消えていった。

戦いは終わった。イサベルとハランは戦死。ノアも脳だけは残っているが、助かる見込みは低い。

マリアンもコアを失い、昏睡状態にある。擬似的なコアを使うことで、死こそ回避できるだろうが……クイーン因子の大半は吸収されてしまった。

ラプンツェルは脳だけが残っており、紅蓮は損傷が激しく、脳も取り出せていない状態だ。

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そして、スノーホワイトは全ての記憶を取り戻していた。

エデンにはパイオニア専用といっても過言ではない兵器のプランがあった……いつか共闘できる日のために、ヨハンが用意していたものだ。セシルとスノーホワイトは、クイーンを倒すべくその計画を進めることにした。

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クイーンはリリスのボディを奪った。その冒涜を許すことはできない。スノーホワイトはドロシーに手を伸ばすが、彼女はそれに応えなかった。

インヘルトを除名され、エデンを追放されたドロシーは……寄る辺もないまま、アークに戻ってしまったのだ。