2022夏イベ後半戦!百夜堂海の家を読み返そう!
本編は2022/07/20に公開された。
①VS覆面水着団!
ロストパラダイスリゾートの使用権を購入し、ウミカ・イズナとともに 「海の家」を開いたシズコ。だが彼女らは、そこでヘルメット団による度重なる襲撃を受けることとなる。
シャーレに戻るや否やフィーナに助けを求められた先生は、アヤネのヘリにミモリとチセを乗せてリゾートへUターン。覆面水着団とお祭り運営委員会の衝突を阻止する。
対策委員会がシズコたちを「元凶」と見なしていたのは、契約書に「ロストパラダイスリゾートの投資及び経営総括者」としてお祭り運営委員会の印鑑が押されていたからであった。
ニヤの調査によると、ロストパラダイスは20年以上前に倒産した会社であるという。シズコは架空の商品を購入していたのだ。
さらに彼女が契約したオクトバスパンクは「カイザーローン」のダミー会社……アビドスに続き、今度は百鬼夜行の学園祭開催権限を持つお祭り運営委員会がターゲットにされたのだ。
オクトパスバンクを問い詰めたところで徒労に終わるだろう。それならばとシズコは、「リゾート狩り」によって他の問題児たちから契約書を全て回収することで事態を解決しようとする。
②VS温泉開発部!
アビドス対策委員会と二手に分かれ、リゾート占領に乗り出した先生とシズコたち。
最寄りの密林島には、カスミとメグ……ゲヘナ温泉開発部の姿があった。海洋深層水への情熱に燃えるカスミはリゾート使用権の譲与を受け入れず、部員をけしかけてくる。
しかしチセが温泉を掘り当てると、温泉開発部は目の色を変えてたちまち温泉郷を建設!カスミは潔く敗北を認めるのだった。
シズコはカスミたちの本当の目的が海底火山にあると知り、彼女らの意を汲んで温泉郷を含めた密林島全体の運営を任せることに。いわばフランチャイズ契約だ!
③VS玄武商会(?)
ゴールデンフリース号の内部ではシークレット・ムシクイーン大会が繰り広げられてい た。優勝者にはなんとリゾート使用権が与えられるという!
シズコはムシクイーンバトラーであるフィーナとカエデの遠隔指示を受けながら決勝まで勝ち進み、最後にはピンチヒッターのチセが見事な大逆転を決めて優勝。
シズコは大会を主催した元ムシクイーンチャンピオンとフランチャイズ契約を結ぶ。
次なるリゾートの保有者は山海経の「玄武商会」……を騙る黒亀組!彼らは「机に触れた代」 などと客にいちゃもんを吹っ掛け、無茶な金額を請求していた。瓦解したはずの黒亀組を再編し、玄武商会の名を利用していたのはなんとニャン天丸!
追い詰められたニャン天丸は厚かましくもフランチャイズ契約を申し出るが、シズコは看板娘パンチ(海バージョン)を叩き付けると彼らを追放。温泉開発部に運営を任せるのだった。
④VSカイザー!
閑散としたリゾート島にはラブたちヘルメット団が待ち構えていた。先生らの前に悠々現れたのはカイザーPMC理事!……改め、オクトパスバンク営業職員であった!
彼は百鬼夜行の名誉を失墜させ、満身創痍となった百夜堂を買収する心づもりでいたのだ。お祭りを馬鹿にする奴らは許せない!シズコはカイザー営業職員が持ち掛けてきた契約を断ると、対策委員会とともにヘルメット団、カイザーPMCに挑む。
アビドスの登場に動揺するカイザー営業職員だが、先生を誘拐することで優位を取り戻そうとする。しかし突如現れたワカモによって兵を蹴散らされ、脱出へリごとミサイルで爆破されてしまうのだった。
ラブたちも撤退し、ついにロストパラダイスリゾートの統一は果たされた。
歓喜するシズコたちだったが、事態を知り駆け付けたリンからもともとこの群島が連邦生徒会の所有物であったこと、権利書そのものが偽物であったことを告げられる。
シズコはショックを受けながらも気持ちを切り替え、退去する前に皆で祝勝会を開くのだった。
「この夏、たっぷり味わった……」
「甘くてほろ苦いけど、でもすっごく幸せな味の素敵な思い出を手に入れたので」
「私としては惜しいことなんて一つもない……むしろ、大成功と言ってもいいくらいなんです」
「大切なのはこれから先!ってことで__今後も私たちお祭り運営委員会を__」
「そして委員長であるこの私、河和シズコのことをよろしくお願いしますね?先生♪」