劇場版『SEED FREEDOM』みるために作った自分用メモ!
ガンダムSEED、SEED DESTINYのあらすじざっくり振り返ります!
機動戦士ガンダムSEED
⓪プロローグ
時は人類が宇宙へと進出したコズミック・イラ(C.E.)。
優れた人間を生み出す遺伝子調整技術の普及は人類にとって福音をもたらすかに思われた……が、やがて彼ら「コーディネイター」の存在を通常人類「ナチュラル」は妬み、忌避し、迫害するようになっていく。
地球を離れスペースコロニー(プラント)に移住したコーディネイターたちは政治結社「ザフト」を創立し、対する地球連合は軍を発足。高まり続けた緊張の末、ついに地球連合-ザフト間での戦争が勃発する……!
◆用語
・コーディネイター:遺伝子調整を受けて生まれた人々。優れた頭脳や容姿、身体能力を持つ。基本的にプラントに住んでいる。
・ナチュラル:自然に生まれた人々。
・オーブ:中立国。地球連合-ザフトの戦争には関与しないとする。
・モビルスーツ(MS):通信妨害装置の影響下でも活動可能な人型兵器。
①前編
主人公はコーディネイターでありながらも、戦争を拒みオーブのコロニーに住む少年キラ・ヤマト。しかしそこでは密かに地球連合の新型MS「ガンダム」が開発されていた!ザフト軍のガンダム強奪作戦に巻き込まれたキラは、ザフト軍の中にかつての親友アスラン・ザラの姿を見る。
混乱のなかで、キラはコーディネイターとしての才覚を発揮し唯一残されたストライクガンダムに搭乗。なんとか危機を切り抜ける……が、戦いの末にコロニーは崩壊。キラは友人たちと共に連合軍の戦艦アークエンジェルへと逃れ、アークエンジェルを追うザフト軍と戦っていくことになる。一般人であるにもかかわらず……。
②中編
友人を守るためと心をすり減らしながら戦うキラは、イージスガンダムを駆るアスランと何度も衝突。加速する憎悪は親友同士を殺し合いにまで導き、壮絶な戦いの果てにストライクとイージスは爆散する。
かろうじて生き延びたキラはザフト穏健派代表の娘ラクス・クラインと、アスランはオーブ前代表の娘カガリ・ユラ・アスハと対話。戦いの虚しさを悟り、己を見つめ直し……新たな覚悟と機体をもって戦場へと舞い戻る!オーブの危機にあたってキラのフリーダムガンダムとアスランのジャスティスガンダムは共闘し、そして二人はついに和解を果たすのだった。
③後編
ザフトではアスランの父パトリックが、地球連合ではブルーコスモス盟主アズラエルが戦いを推し進めるなか、キラ・アスラン・カガリらはラクスのもと結成された独立部隊に所属。地球連合とザフト、そのどちらにも属さず戦争を止めようとする。
反対にこの状況を喜ぶのが、ザフト軍人ラウ・ル・クルーゼ!要人のクローンとして生み出されながらも失敗作として捨てられた彼は、愚かなる人類を……歪んだ世界の在りよう自体を強く憎んでいた。クルーゼの仕込みによって戦争はついに最終局面へ。キラやアスランはその恐るべき状況に立ち向かい、世界の破滅を回避するのであった。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
①前編
連合とザフトの間には一応の停戦協定が結ばれたが、憎しみはそう簡単に消えることがない。『SEED』の舞台から二年後、とある事件をきっかけに再び戦争は勃発する。かつての戦争に巻き込まれ両親を失った少年シン・アスカはザフトに入隊し、インパルスガンダムを駆って新造艦ミネルバとともに戦っていた。
新たな戦争に際して、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルに諭されたアスランはザフトに復帰。セイバーガンダムを受領する。
一方ザフトの秘密部隊がラクス暗殺に現れたことで、隠居していたキラもまたアークエンジェルとともに活動を再開するのであった。
②中編
地球連合がオーブと結託し武力を増強するなか、シンは連合軍によって兵士として作られた少女ステラと心を通わせていく。しかし暴走したステラはキラの手で討たれ、シンは怒りのままにフリーダムを撃破するのだった。
連合にもザフトにも属さず、いたずらに戦局を乱すアークエンジェルは撃沈すべきだとするデュランダル。彼の言い分はどこかおかしい。彼が真に平和を志しているというのならば、アークエンジェルは同志のはず……。アスランはデュランダルに疑念を抱き、脱走を図るもデスティニーガンダムを受領したシンにより撃墜されてしまう。
そしてアスランは、キラとカガリのもとで目を覚ます。キラは生き延びていたのだ!
③後編
デュランダルは経済利益のために戦争を仕組む秘密組織ロゴスを打倒すると、遺伝子情報に基づき人々の生き方を決定する「デスティニープラン」の導入を宣言する。それは確かに世界平和を実現するかもしれないが、待っているのはすなわち自由なき管理社会だ!
オーブ代表としての権限を取り戻したカガリはデスティニープランを拒否。ラクスからストライクフリーダムガンダム、インフィニットジャスティスガンダムを受領したキラとアスランはオーブを、人類の自由を守るためザフトと交戦。アスランに敗れたシンは戦意を喪失し、デュランダルは「明日」に希望を見た腹心レイに討たれ、オーブとザフトの戦いは終結する。そしてキラ・アスラン・シンは自らの手で平和を掴み取るべく、新たな未来へと歩み出すのだった__。
登場人物(一部のみ)
人工子宮より生み出された「スーパーコーディネイター」、その唯一の成功例。『SEED』終盤で明らかになるまで本人も知らなかった。
優しく繊細な少年。オーブでいち学生として暮らしてたけど、ザフトの襲撃をきっかけにアークエンジェルのパイロットとして戦うことに。メンタルはどんどん削られてく。けど色々あって戦う覚悟とか理由を見つけ出していく。つよい。ラクスといい感じ。
ザフト軍のコーディネイター。アークエンジェルを追う立場になり、キラとの戦いにすっごい複雑な感情を抱く。連合とザフトの両方が暴走し始めるとアークエンジェルに合流し、戦争を止めるべく戦った。
『DESTINY』ではザフトに復帰……するけど、やっぱり最後にはアークエンジェルと共闘。カガリといい感じ。
『DESTINY』より登場するザフト軍のパイロット。コーディネイター。オーブで暮らしてたけど戦争で家族を失い、プラントに渡った。
キラやアスランと同じSEED因子の持ち主で、つよい。SEED因子は感情の爆発などに応じて覚醒し、保有者の能力を著しく引き上げる。
美しく気高いプラントの歌姫。コーディネイター。ですわ口調。
どんな時でも自分を貫き、意志を押し通す行動力がある。
オーブ前代表の娘。ナチュラル。男勝りな口調。まっすぐな性格で、感情が豊か。
『DESTINY』ではオーブ代表に。自分でMSに乗って戦ったりもする。
アークエンジェルのパイロット。ナチュラル。資産家アル・ダ・フラガの息子で、一族に伝わる特殊な空間把握能力を持つ。気さくなCV.子安武人。
『SEED』最終盤でアークエンジェルを守るため散った……かに思われたが、『DESTINY』で連合軍士官ネオ・ロアノークとして登場。連合に拾われ記憶を弄られてたらしい。最終盤で本来の記憶を取り戻す。アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスさんとはいい感じ。
ザフト軍のエリート。だが実はナチュラル。その正体は、資産家アル・ダ・フラガが自身の後継者にするため生み出した体細胞クローン。しかしクローンは老化が早く、余命も短いと知ったアルから捨てられ、ザフトへ渡ることに。
自身のような存在を生み出す人間の業を憎み、世界を滅ぼすべく暗躍する。最後にはキラと戦い、宇宙に散った。
ブルーコスモスの盟主。ナチュラル。『SEED』の中盤から登場し、地球連合内で大きな発言力を発揮する。この人の意向で地球連合の動きはどんどん過激に。核ミサイルもどんどん撃つようになっていく。最後にはアークエンジェルに撃たれ、死亡した。
アスランの父で、プラント国防委員長。『SEED』中盤からは最高評議会議長に就任。コーディネイター。ナチュラルへの強い憎悪から暴走していく。最終盤で大量破壊兵器ジェネシスを地球に撃とうとしたため、部下により射殺された。
『DESTINY』でのプラント最高評議会議長。コーディネイター。デスティニープランに基づく幸福な社会を目指しているが、それに至るまでの手段は問わない非情な男。終盤ではディスティニープランを受け入れない勢力に大量破壊兵器レクイエムを行使しようとする。
ザフト軍のパイロット。ナチュラル。ラウと同じアル・ダ・フラガのクローンであり、寿命が短い。デュランダルを強く信頼している。
『DESTINY』最終盤でレジェンドガンダムに乗りキラと戦ったが、明日を求める彼の言葉に感化され、自らデュランダルを撃った。その後、彼と最期を共にする。