ぽむぜろアーカイブ

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イベントストーリー「Get Set, GO!〜キヴォトス晄輪大祭~」を読みかえす!【Scenario Archive】

多種多様なメディアミックスが行われた「キヴォトス晄輪大祭」!その本番ストーリーを読み返そう!
本編は2022/10/26に公開された。

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「晄輪大祭は、様々な学園の生徒が武器を置き、お互いの素肌をぶつけ合って親交を深める友愛の場……」

「それはつまり……■■と同じでしょう!?」

ハナコの衝撃的な選手宣誓で幕を開けた晄輪大祭。実行委員会ではアコハスミに責任を追求し、マリーが懸命にその仲裁に入っていた。

ミレニアムの総合優勝を目指すユウカは、大食い競走でゲヘナの美食研究会が大差をつけて勝利したことに危機感を覚え、人見知りのユズに代わって自ら借り物競争に参加。先生を連れて見事1位ゴールを果たす!が、お題の口外が禁じられているために観客たちからあらぬ誤解を受けることとなってしまうのだった。

アスレチックスタジアムの地下出入口に備品を運び出す不審な生徒の姿が確認された!
ユウカたち実行委員会が調査に赴くと、そこには週休4日制を要求するデモ隊が潜伏していた。彼女らはキヴォトス中の注目が集まるこの場でデモを行い、同志を増やそうと画策していたのだ。

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不良生徒が繰り出したトラック・クラッシャーは障害物競走が行われるスタジアム上に乗り出し、そこでシロコの「応援用ロケット」を受けたことで封じられていた戦闘機能を解放。セミナーの意思決定アルゴリズムに基づく厳しい裁定基準で半径1km以内全ての生徒を「不良生徒」とみなし、暴走を開始してしまう。実行委員会の面々は協力し、これをなんとか鎮圧するのであった。

ミチルが腹を壊したことによる騎馬戦の人員不足に悩まされていたイズナたちを見かね、ハスミはミレニアムの首位独走状態に歯止めをかけるためという名目で彼女らに策を授けることに。そして見事勝利を掴んだイズナたちは、満面の笑みを浮かべハスミに感謝を告げるのだった。

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ミレニアム、ゲヘナ、トリニティが同点の状態のまま迎えた最終種目。全ての決着は学園対抗リレーに委ねられることとなる!
身体能力の優れるツルギにアンカーを任せようとするハスミだったが、当のツルギはそれを辞退。ハスミにアンカーを薦めてくるではないか。

誰よりも晄輪大祭のために働いていたハスミが、このまま誰の目にも留まらないというのは悲しいことだ。だからお祭りの華である対抗リレーでぐらい、めいっぱい輝いて欲しい……そんなマシロたちの熱い後押しを受けて、ハスミは出場を決意する。

するとミレニアムからはユウカがアンカーとして参加していた。彼女もまた、セミナーのメンバーから強く押されてこの役を引き受けることとなってしまったようだ。
せっかく総合優勝のチャンスなのに!口を尖らせるユウカの姿に、先のやり取りを思い出したハスミは思わず破顔してしまう。

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息を切らし、表情を歪め、それでも走りきった学園対抗リレー。
結果、ユウカは5位、ハスミは 6位……1位を勝ち取ったのは美食研究会のジュンコだった。かくして、今回の晄輪大祭はゲヘナの優勝で幕を閉じることとなる。

からくもトリニティの総合優勝を逃したハスミだったが、「みんなのお祭り」である晄輪大祭を心から楽しめたためか、その気分は晴れやかだった。
そして後夜祭が始まるまでの休憩時間に、ハスミは実行委員会のメンバーに笑顔で紅茶を振る舞うのであった。