ゲーム開発部
自分たちでゲームを作ったり、ゲームでごろごろ遊んでみたりする部活。長らく成果を挙げていなかったので、一時は解散の危機にあった。
そんなゲーム開発部のパーティーメンバーを一挙紹介する記事!
※この記事にはデカグラマトン編2章の内容が含まれます。未読の方はご注意を!
花岡ユズ

1年生。16歳。150㎝。誕生日は8/12。
部長。他人と話すことを苦手としており、人目から逃れるために大半の時間を部室のロッカー内で過ごしている。
一方でゲームに対する情熱は計り知れず、『UZQueen』のプレイヤーネームで格闘ゲームやリズムゲームのオンラインランキング1位に君臨している。
普段はオドオドしていることが多いが、ここぞという場面には勇気を振り絞る。
使用武器は「にゃん's ダッシュ」。その側面の液晶にはユズの好きな猫の映像が流れ続けている。
先生との初対面はパヴァーヌ編1章。
・パヴァーヌ編1章
自作ゲームのTSCをネットで叩かれたトラウマから対人恐怖症を患い、部室のロッカーに引き篭もるようになっていた。
しかしアリスにTSCを褒められたことで衝動的にロッカーから姿を現す。
「鏡」争奪戦においては、ネルと遭遇するも咄嗟の機転で窮地を躱してみせた。
・絆ストーリー
ゲームの開発費を稼ぐため、先生に斡旋してもらった遊園地の着ぐるみバイトに挑戦。子供たちの笑顔にやりがいを見出し、休暇には先生と遊園地を楽しむ。
・パヴァーヌ編2章
格ゲーで培った動体視力を発揮し、アビ・エシュフの性能限界に気付く。ネルからは1章で見せた度胸が気に入られている様子。
・最終編
虚妄のサンクトゥム攻略戦では「アバンギャルド君MK.3」を操作。踏み出す勇気をもって、アトラ・ハシースの箱舟占領戦にも参加する。
・白亜の予告状
ダンボール常備のメイドさんに。事件解決後、GETした懸賞金でシューティングゲームを製作する。
・絆ストーリー(メイド)

ゲームの開発費を稼ぐため、先生に勧められたカフェ「メイドラマチック」で働くユズ。慣れない接客業に逃げ出しかけるも、なんとか業務を覚えていき……プレッシャーからミスをしてしまっても、それもまた「正統派おっちょこちょいメイド」として客の心を掴むことになるのだった。
・Code:BOX ミレニアムに迫る影
セイアにロッカーを開けられそうになったので必死に閉める。EXPO会場は人が多いので、基本は部室の中で過ごしていた様子。
セイアとはゲームでも対戦。やはり勝利は譲らなかったものの、その高い反射神経を評価した。
・デカグラマトン編2章

先生の要請を受け、ゲーム開発部の皆で氷海地域に。
ネツァクの物質変換を受けない「バックドア」の存在を閃き、敵への対抗策を見出した。
才羽(さいば)モモイ

1年生。15歳。143㎝。誕生日は12/8。
双子の姉。賢くはないが陽気で行動力に優れ、自然と周りを巻き込むパワフルさがある。
ゲーム開発ではシナリオ部分を担当するが、国語力が終わっている。
使用武器は武器はアサルトライフル「ユニーク・アイディア」。ミドリから貰ったアクセサリーが付いており、困った時にはそれを弄っているとアイディアが閃くらしい。
先生との初対面はパヴァーヌ編1章。
・パヴァーヌ編1章
神ゲーマニュアル「G.Bible」を求め廃墟へ。そしてゲーム機のセーブデータを犠牲に、電力限界を迎えたDivi:SionシステムからG.Bibleのデータをダウンロードした。
・絆ストーリー
「恋愛シミュレーション体験」の名目で先生とデートを楽しんだり、スタンプラリーを一緒に集めたりする。
・パヴァーヌ編2章
暴走したアリスの攻撃を受け、昏睡状態に陥ってしまう。
しかし後に意識を取り戻すと、「そんなの納得いかない!」という単純明快な一言で重苦しい空気を打破。皆でアリス救出作戦を立て、要塞都市エリドゥに向かう。
・最終編
ゲーム開発部の皆で色彩シロ&クロ攻略戦に参加。ヒナにビビる。アトラ・ハシースの箱舟占領にも貢献した。
・白亜の予告状
ネルと間違われ、C&Cへの依頼を受けてしまう。事が露見する前に内々で解決しよう!ということになり、ゲーム開発部のみんなでメイド服を装着。美術品の護衛任務にあたる。
・絆ストーリー(メイド)

ソファを掃除しようとしたらお腹が減って、ポテチを食べたら眠くなって、気付けばソファで寝ていたメイドなモモイ。
先生に諭されシャーレのお掃除大作戦に取り組んだモモイは、その対価に「一日中一緒に遊ぶこと」を要求するのだった。
・Code:BOX ミレニアムに迫る影
ミレニアムEXPOに新作ゲームを出展。予算ゲットのチャンス!と舞い上がっていたが、ゲームをプレイした生徒たちがいきなり殴り合いの喧嘩を始めたので泣く。
その後、無断で閉場後のEXPO会場に残り続けていたことからネルに叱られることとなった。
・デカグラマトン編2章

アリスを想うヒマリと先生の意図を察し、皆を雪合戦に連れ出してみせる。
復活したケイには「あの時はよくも」と食って掛かるが、その生活習慣がアリスに悪影響を与えていると指摘され言い返すことができなかった。
才羽(さいば)ミドリ

1年生。15歳。143㎝。誕生日は12/8。
双子の妹で、ゲーム開発ではイラストを担当。モモイとは対照的に大人しい性格で、長らく反りが合わなかった。が、ゲームの趣味で意気投合し、今では仲良し姉妹となっている。
先生に対しては好意を抱いており、自分を大人びて見せようと日々奮闘している。
使用武器は武器はスナイパーライフル「フレッシュ・インスピレーション」。モモイから貰ったアクセサリーが付いており、困った時にはそれを弄っているとインスピレーションが湧いてくるらしい。
先生との初対面はパヴァーヌ編1章。
・パヴァーヌ編1章
裸体であったアリスに予備の服を与える。セミナーの保管庫襲撃の際にはモモイと巧みな連携を見せた。
・絆ストーリー
先生に誘われゲームセンターに初めて足を踏み入れたミドリは、そこでクレーンゲームに挑戦。ぬいぐるみを見事GETし、「今日のこと、お姉ちゃんには……内緒ですよ?」と楽しげに微笑むのだった。
・パヴァーヌ編2章
モモイの昏睡に動揺するも、彼女の復活とともに奮起してアリス救出へ乗り出す。
・最終編
アリスの意思に応じ、占領戦メンバーとしてウトナピシュティムの本船に乗る。
・白亜の予告状
モモイを助けるためメイド服を装着。アカネ役を務める。
・絆ストーリー(メイド)

真なる「正統派メイド」を描き出すためとして、先生のメイドになりきるミドリ。メイド実習にのめり込んだミドリは、最後にその思い出を写真に残すのだった。
「先生。本日のメイドミドリは、ご満足いただけたでしょうか?」
・デカグラマトン編2章

部員の皆と特異現象捜査部のベースキャンプに合流。トキと先生の妙な距離の近さに動揺する。
リオに代わって戦闘服のデザインを引き受けた。
天童アリス

1年生。年齢不明。152㎝。誕生日は3/25(発見日)。一人称は「アリス」。
好奇心旺盛なロボット少女。廃墟の工場で眠っていたところをゲーム開発部によって発見され、「AL-1S」の誤読からアリスと命名された。
夢のようなゲームの世界に魅了され、「光属性の勇者」となるため日々クエストをこなしている。人懐っこい性格もあり、ミレニアム生からはよく可愛がられている様子。
レールガンさえ軽々取り扱う驚異的な膂力とナノマシンによる自己再生能力を有する。
その正体は無名の司祭たちが崇拝した「名もなき神々の王女」と呼ばれる存在。Divi:Sionの指揮官としての役割を持つ。
使用武器は「光の剣:スーパーノヴァ」。エンジニア部が下半期の予算およそ70%を注ぎ込み開発した宇宙戦艦搭載用レールガンで、その基本重量は140kg、瞬間的な反動は200kg以上にも及ぶ。アリスしか扱えない勇者の武器。
先生との初対面はパヴァーヌ編1章。
・パヴァーヌ編1章
廃墟の軍需工場で眠っていたところを、先生とゲーム開発部によって発見される。
当初はロボット丸出しの淡々とした文章しか話せなかったが、レトロゲームで言語を学習。やや奇妙ながらも人間らしい感情表現が可能となる。
その後、ヴェリタス製の生徒証明書とエンジニア部製のレールガン「光の剣:スーパーノヴァ」を獲得し、正式なゲーム開発部の一員に。
セミナー襲撃時にはアスナを戦闘不能に陥らせる大活躍を見せるが、その後ネルに敗れメイド服にトラウマを覚えることに。
・絆ストーリー
勇者になりたいアリスは、「冒険」と称して先生とともに街を散策する。ゴミ箱をひっくり返してみたり、チンピラを返り討ちにして経験値を回収しようとしたり、猫と触れ合ってみたり。
そうした日々の中で、アリスはこの美しい世界のことをもっともっと知りたいと願うようになるのだった。
・パヴァーヌ編2章
ネルとはいつの間にかゲームで対戦する仲に。毎日の冒険を通じて多くの生徒と知り合っているようで、ミレニアムでの生活にもすっかり馴染んでいた。
しかしその矢先にDivi:Sionと接触し、Keyに身体を乗っ取られてしまう。
モモイを傷つけてしまった自責の念からリオによる処分を受け容れようとするが、先生とゲーム開発部の言葉を受けて再起。「アリスの望むアリス」になることを決意し、Keyから肉体の主導権を取り戻す。
・最終編

ウトナピシュティムを守るため、ゲーム開発部とともに箱舟占領戦に参加。
箱舟の多次元バリアを突破するべく、これまで目を背けてきたケイ(Key)との対話に臨む。ケイの立場に寄り添うことで彼女と和解を果たし、「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」を生成。多次元バリアを破壊する。
その後、消えたケイを想いストラップを作成。日々の冒険に持ち歩くようになる。
・白亜の予告状
仲間たちに「どんな服でもアリスはアリス」と励まされたことでメイド服への抵抗感を克服。メイド勇者として屋敷の警護を担当する。カリン役。モップの先にはケイのストラップ。
・絆ストーリー(メイド)

メイドと勇者を極めた上級職「メイド勇者」にジョブチェンジ。悪を倒して世界を救う最強のメイド勇者となるべく、先生のもとで経験値を積んでいく。
「勇気……それは苦しんでいる人と同じ視点で世界を見ること、だと思っています」
「アリスはこの世界のことを、もっと知りたいんです。他のみんなと同じ目線で、見ていきたいんです」
そこで見えてくるのは素敵なものばかりではないかもしれない。しかし、だからこそアリスは歩んでいく……それが「勇気を出す」ということだと信じているから。
そして、どうしても怖くなったときは先生を頼るのだ。先生は仲間の士気を上げてくれる、最高の「マスコット」なのだから。
・Code:BOX ミレニアムに迫る影
ゲーム開発部のガイド役を務める。ユズの気配を瞬時に感じ取ったセイアに「シーフ」のスキルを見出し、彼女がトリニティの生徒会長であると知って「シーフ王」と呼ぶようになる。
また、セイアの背後にいる「賢者(=リオ)」の存在にも薄々気付いていた。
・デカグラマトン編2章

ついに待ち望んだリオ、ケイとの再会を果たす。ケイの力を借りて「名もなき神」の力を制御し、敵の作ったエネルギーフィールドを破壊してみせた。
Key → ケイ

名もなき神々の鍵。無名の司祭らがDivi:Sion System内に残した、王女を本来の存在理由に導くための人工知能。
「アトラ・ハシースの箱舟」を起動する権限と、それによって世界を滅ぼす使命を持つ。
・パヴァーヌ編1章
Divi:Sion Systemからモモイのゲーム機にインストールされる。
・パヴァーヌ編2章
アリスがDivi:Sionと接触した際、彼女の身体を乗っ取る。
アリスに接続されたエリドゥのデータを「箱舟」製作に利用し、キヴォトスを破滅させようとするもアリスによってデータベースの深層に封じられることに。
・最終編

モモイの読み間違いから「ケイ」と呼ばれることに。
自分さえを救おうとするアリスの勇気に感化され、彼女の願いに応じてプロトコルATRAHASISを実行。ウトナピシュティムのリソースをもとに「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」を顕現させた。
そして彼女に降りかかるはずであったダメージをその身に引き受け、消滅した。
しかし事件解決後、モモイのゲーム機内に「Kei.exe」という2KBのセーブデータが自然発生していることが判明。そのデータはアリスの作ったキーホルダーに転送・保存されることとなる。
・白亜の予告状
言及はないが、キーホルダーがメイドアリスのモップの先に取り付けられている。
・デカグラマトン編2章

アイン・ソフ・オウルの構築した「多次元バリア」を突破するため、リオとヒマリの手で人格が復元される。そしてAMASをベースとしたリオ製ボディに転送され、そのデザインに咽び泣くことに。
アリスとは記憶を同期しているようで、ゲーム開発部の生活習慣を叱ったりリオの芸術性に怯えたりしていた。
敵が「名もなき神」の力場を作った際にはアリスがそれを吸収できるよう助け、それを最後に「侍女」としての仕事を終えた。それ以降は「ケイ」という一個体として、アリスと対等な関係を築くことを選ぶ。
高い知性から、リオやヒマリと同等のレベルで会話を繰り広げることができ、他者の意図を察することにも優れる。