ぽむぜろアーカイブ

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イベントストーリー「風紀委員会行政官緊急特務命令~ヒナ委員長のなつやすみっ!」を読みかえす!【Scenario Archive】

1年目のゲヘナ夏イベ!「ヒナ委員長のなつやすみっ!」を読み返そう!
本編は2021/7/29 に公開された。

「バカンスに行きます!」

アコが淹れたコーヒーの味をヒナが褒めた。日々淡々と仕事をこなすヒナが……味に言及するなんて!衝撃を受けるアコ。実はヒナ、シャーレとの合同パトロールの書類を見つけて上機嫌になっていただけなのだが……それを知らぬアコはヒナが疲労でおかしくなっているのではないかと心配。今度の夏期合宿訓練の機会を利用して、 何がなんでもヒナを休ませようと画策する。

シャーレの超法規的権限を用いて訓練地をゲヘナアラバ海岸に指定したアコは、ヒナを4時間後の歩行訓練(※その実態はただの散歩)までホテルの部屋で待機するよう伝える。要はこちらで訓棟を終わらせてしまって、ヒナにはホテルでゆっくり休憩してもらおうというわけだ。

「委員長を煩わせる事象を限りなくゼロにするのです!どんな騒音も、問題も、ヒナ委員長のお耳に届かせてはなりません!」

だがその矢先、この海岸でスケパン集団「破茶滅茶」「びしょびしょヘルメット団」がナワバリを巡って全面戦争を開始するという情報が入る!事態が大きくなる前に、イオリチナツは小競り合いの鎮圧に向かう。

先生はヒナに問題は無いことをアピールしに行くが、イオリたちから助けを求められて海岸とホテルを何度も行き来することに。ヒナは先生と過ごす時間を何度も中断させられながらも、先生の言葉を信じてホテルでの待機を続けるのだった。 

そしてついに不良生徒たちの撃退に成功したとき、今度は美食研究会の4人が大量のトウモロコシを持って現れる!彼女たちは「夏の海岸やお祭り騒ぎの中で食べる焼きトウモロコシ」の美味しさを研究するという名目で、スケバンや野次馬たちに焼きトウモロコシを売りつけるつもりだったのだ。

しかし風紀委員会のはたらきで全面戦争は回避され、海岸はすっかり閑散としている。目的を果たせず戦いを仕掛けてきた美食研究会……を風紀委員会はなんとか制し、ヒナの歩行訓練は無事に取り行われるのだった。

ヒナに呼び出され、 先生は夜の海岸を2人で歩く。 ヒナは先生が訓練を手伝ってくれたらしいことに感謝を述べつつも、何もせず一人で過ごすのは退屈だったと零す。 明日の午前中もヒナは部屋での待機を指示されているという……そこで先生は、彼女に泳ぎ方を教えることを約束するのだった。

しかし翌日、ヒナの不在を聞きつけた破茶滅茶とヘルメット団が結託して風紀委員会に宣戦布告してくる。観戦にとスラムから現れた別な不良たちは席の取り合いを始め、トウモロコシの屋台を開いた美食研究会は海底火山を狙うメグたち温泉開発部と鉢合わせてなぜか戦闘を開始。あちこちから一斉に指示を求められ、 アコはパニックに陥る。

「なるほど、鉄床戦術の状態ね」

「……い、言われてみれば……確かにそうですね!さすがは委員長です!」

ヒナがもたらした打開策に納得するアコ。ヒナが……ヒナ!?そう、彼女と先生は海辺で待ち合わせる約束をしていたのだ。ヒナは己の銃を取り出すと、一騎当千の力でたちまち全勢力を制圧してしまうのだった。

このまま帰れば万魔殿のマコトたちに何を言われるか分かったものではない。というわけで、ヒナは改めて地獄の夏期合宿訓練を行うことに。
イオリたちが悲鳴を上げるなか、 ヒナは先生にそっと囁く。