ぽむぜろアーカイブ

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イベントストーリー「夏空のウィッシュリスト」を読みかえす!【Scenario Archive】

1年目のトリニティ夏イベ!「夏空のウィッシュリスト」を読み返そう!
本編は2021/6/30に公開された。

ヒフミアズサが突如として学園の戦車を盗み出そうとし、正義実現委員会の追っ手と戦闘を繰り広げた。最終的に確保されたヒフミは、誤解があるとしてハスミにその理由を語る。

「照りつける陽射し、足をくすぐる砂、きらめく海……そうとくれば__」
「戦車に乗って行くしかないじゃないですか!?」

彼女は海を見たことがないというアズサのため、最高の夏を提供しようとしていたらしい。夏休み!光る海!輝く砂浜!そして……戦車から見渡すそれらの光景!!これこそ夏のロマンというものだ。

ハスミは戦車を貸し出す交換条件として、「高校最後の夏」に青春を求めるツルギを一緒に旅行へ連れていくこと、そこでリストに書かれたことをその通りに実行することを2人に要求する。

そんなわけでツルギマシロと共に海を訪れることとなったヒフミとアズサ。
ウィッシュリストの項目は「砂のお城と砂風呂作り」「泳ぎを習得する」「海の家」「ビーチバレー」「花火」「スイカ割り」の6つ!ヒフミが砂のお城を作っていると、この無為ヶ浜を縄張りにしているスケバンたちが攻撃を仕掛けてくる。意気投合したアズサとマシロが砂の要塞を立てたときも、皆が泳げぬフリをして先生に泳ぎを教えて貰おうとしたときも……懲りないスケバンたちを、一行は幾度も返り討ちにしていくのだった。

海の家ではゲテモノ料理で店主を気絶させてしまったらしいイズミが代理で働いていた。スケバンの襲撃から店を守り抜いた一行は、イズミからお礼にと渡された”なまこジュースのチョコレートがけ”を口にして気を失うのだった。

その後もアズサとマシロが狙撃したスイカを食べたり、ビーチバレーをしたり、夜空に浮かぶ花火やナパーム弾を見たり……。それは決してヒフミが想定していたような「夏の海」ではなかったが、それでもみな目いっぱい楽しめたようだ。

後日、先生はハスミのもとを訪れる。 彼女が2人にウィッシュリストを手渡したのは、ツルギやマシロとすぐに打ち解けるのは難しいだろうと気を回したためであった。だが先生が撮った沢山の写真を見ると、ハスミも柔らかな笑顔を浮かべる。

「……ふふっ、なるほど」
「これは、良い写真ですね」