ぽむぜろアーカイブ

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『崩壊3rd』のストーリーを読みかえす!

崩壊:スターレイルをプレイしていると同社ゲーム『崩壊3rd』にまつわるお話や小ネタがいろいろ登場してきて、「これ分かってたほうがもっと楽しくなるやつだ!」となったので第一部のストーリーを追ってみました。

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すごい面白かった!し、それでスタレももっと面白く感じられるようになったので、得た情報いろいろまとめて共有してみたいと思います!。

⓪前文明

崩壊」、それは過度に発達した文明への抑止力。異空間より溢れ出す崩壊エネルギーは「崩壊獣」と呼ばれるモンスターを生み出し、エネルギー耐性の低い人間をゾンビに変えていく。

そして高い崩壊エネルギーを溜め込んだ個体は特定条件下で崩壊の使徒律者(りつしゃ)」に覚醒し、魔法じみた力をもって人類に大厄災をもたらしてきた。

5万年前。前文明の人々は対崩壊組織「火を追う蛾」を結成し、メイ博士の提唱したいくつかの策をもって破滅に抗った。

一つは「融合戦士」計画。崩壊獣のDNAを取り込むことで、超人的な不老兵士を作り出すプロジェクトである。

もう一つは「神の鍵」計画。律者の体内に形成される「律者コア」を奪取し、人智を超えた兵器を製造するのだ。

神の鍵は計13本生み出され、融合戦士ケビンらはそれを用いて崩壊の脅威と戦った。しかし最後に現れた「終焉の律者」を前には成す術なく、前文明は滅びを迎えることに。

そしてメイ博士は、死の直前に自身の研究成果である対崩壊エネルギー因子を人類の遺伝子に残した。それは今文明の人々に、「聖痕」として現れるのだった……。

 

①天命

時は経ち。再生した人類文明は、やがて再び崩壊の脅威に晒されることとなる。そこで結成されたのが、対崩壊組織「天命」である。

世代を経ることに天然聖痕の持ち主は減少していたが、天命はそれを研究し、人工聖痕を開発することで対崩壊戦士「戦乙女(ヴァルキリー)」を作り出してみせた。

もっとも、その聖痕も不完全なもので、戦い続ければ崩壊エネルギー汚染による死は免れないのだが……。

そんな天命組織を統べる男オットー・アポカリプスには、一つの野望があった。崩壊獣との戦いで命を落とした想い人、カレン・カスラナを蘇らせることだ。

オットーはアポカリプス家に伝わる神の鍵・虚空万象の力で自身の意識をクローン体に複製し、野望成就のため遥かな時を生き続けていた。

★御三家

アポカリプス家:天命主教の座を継ぐ一族。

シャニアテ家:崩壊エネルギーを制御する「聖血」を継ぐ一族。

カスラナ家:崩壊獣のDNAを受け継ぐ一族。

 

②ネゲントロピー

1950年代。ついに今文明でも第一律者「理の律者」が誕生し、大規模な崩壊現象(第一次崩壊)が起きる。

しかし律者に覚醒した青年ヴェルト・ジョイスは、律者コアに吸収された30万の人々の意識に支えられ、その人間性を維持していた。

オットーはヴェルトを手中に収めようとするも失敗。即座に彼を脅威と判断し、ミサイルで辺り一帯ごと殲滅しようと目論む。

結果としてヴェルトの自己犠牲により街は守られ、オットーの人命軽視ぶりに異を唱えた天命北米支部は新たな対崩壊組織「ネゲントロピー」として独立。

その二代目盟主に、ヴェルト・ジョイスから理の律者コアを受け継いだヨアヒム・ノキアンビルタネン_こと「ヴェルト・ヨウ」が就任することとなる。

 

③空の律者

2000年。天命の非人道実験に晒されていた孤児シーリンが第二律者「空の律者」に覚醒し、月面の「神」と接触。炎・風・雷・死の律者コアを手に入れ人類文明に大打撃をもたらす。第二次崩壊。

ヴェルトたちネゲントロピーや元「火を追う蛾」の融合戦士・フカの尽力、そして天命の戦乙女セシリア・シャニアテとその夫ジークフリート・カスラナのはたらきでシーリンは討たれるが、オットーの放ったミサイルに巻き込まれセシリアは落命してしまう。

この戦いで「死の律者」の力ではカレンを蘇らせることができないと悟ったオットーは、空の律者の力で自らの野望を達成しようとする。

そして高い崩壊エネルギー耐性を持つセシリアとジークフリートの娘キアナ・カスラナのクローンを作り、そこに回収した空の律者コアを埋め込むことに。彼は「自らの意志で空の律者の力をコントロールできる人間」を作り出そうとしていた。

そして生まれたのが実験体K-423。今作の主人公である。

 

④キアナ誕生

オットーへの不信感に駆られたジークフリートは、キアナと共に実験体K-423を救出しようとする。しかしその過程でキアナは行方不明となり、K-423も空の律者として覚醒し多くの被害をもたらす。

いくらかの経緯を経て彼女に娘キアナの名前を与え、家族同然に接したジークだったが、自分の存在が彼女の奥に眠る律者を刺激すると悟り姿をくらますことに。

4年後。ネゲントロピーのカカリアによって雷の律者コアを埋め込まれていた少女・雷電芽衣(らいでんめい)が律者として半覚醒し、第三次崩壊が起こる。

しかしそれをキアナが抑え、元ネゲントロピーの少女ブローニャ・ザイチクを含めた3人は天命の「フレイヤ学園」に属することとなる。

以降ゲーム本編。

 

⑤空の律者編

フレイヤ学園。それはオットーの孫娘(実はカレンのクローン)であるテレサ・アポカリプスによって創設された、天命極東支部の戦乙女育成機関である。

キアナは芽衣とブローニャ、委員長であるフカや教師の無量塔(むらた)姫子と共に学園生活を楽しみ、そして最強の戦乙女になるべく訓練を積んでいた。

しかしその背後ではオットーの陰謀が進行しており、あるときキアナの絶望と崩壊エネルギーの注入によって「空の律者」が復活を果たしてしまう。

キアナを乗っ取ったシーリンは再び現世に大崩壊をもたらす……が、そこに「炎の律者」コアを鎧に組み込んだ姫子が立ちはだかる。

そして姫子の命を賭した「最後の授業」により空の律者は討たれ、キアナは正気を取り戻すのだった。

(ショートアニメ。絶対にみてください)

 

⑥理の律者編

風の律者コアを追ったブローニャは「量子の海」と呼ばれる異空間に潜り、そこで行方不明となっていたネゲントロピー盟主ヴェルト・ヨウの意識と邂逅する。

そして彼から理の律者コアを継承し、かつての人体実験で量子の海に融けてしまった親友ゼーレ・フェレライを現実へと連れ戻す……が、それと同時に量子の海に封じられていた「蛇」もまた現実世界に進出してしまう。

「蛇」の正体、それは前文明の英雄ケビン・カスラナであった。

彼は前文明の遺志を継ぐ対崩壊組織「ヨルムンガンド」の尊主となり、メイ博士より受け継いだ「聖痕計画」を実行することで人類の崩壊克服を成し遂げようとしていた。

 

⑦天穹市編

大崩壊から3ヶ月。姫子の自己犠牲により正気を取り戻したキアナであったが……シーリンの見せる幻覚や姫子を失った絶望に苛まれ、いつまた律者化してもおかしくない状況にあった。追い詰められたキアナは自害を図るが、それをフカの魂が留める。

かつての戦いでフカはオットーに刃向かい、撃たれることとなった。しかし彼女は第八律者コアが収められた神の鍵「渡世の羽」を行使し、精神をキアナの中に飛ばしていたのだ。

そしてキアナは姫子の想いを胸に立ち上がり、「空の律者」の力を制御。天穹市の人々を巻き込むヨルムンガンドの陰謀へと立ち向かい、恐るべき崩壊エネルギー爆弾を大気圏外へと押し出してみせるのだった。

 

⑧雷の律者/氷の律者編

しかし空・雷・死という3つの律者コアを抱えるキアナの負担は大きく……このままでは彼女の命も長くない。そこで芽衣は「雷の律者」コアをキアナから奪い、律者として覚醒。ヨルムンガンドに渡り、キアナを苦しめる崩壊を根絶しようとする。

そんなヨルムンガンドは、珊瑚島に現れた「氷の律者」アナ・シャニアテの捕獲へ動くことに。

そこでかつてアナに命を救わた男・フクロウが「星の律者」に覚醒し、融合律者「隕氷の律者」を生み出してしまう……が、芽依は雷の律者の力をもってこれを撃破。2つのコアを見事回収してみせるのだった。

 

⑨識の律者編

オットーに撃たれたフカは魂を「渡世の羽」に移し、キアナをはじめとする様々な人物を助けてきた。しかしその空となった肉体に、第八律者の人格が芽生える。

識の律者」が通常の律者と異なったのは、彼女が自身をフカと認識していたことだ。それは、フカの肉体に蓄積されていたおよそ5万年の歴史に影響されたためだった。

フカの正体は「火を追う蛾」の融合戦士・華(フア)であり、彼女は崩壊獣DNAを取り込むことで不老不死の肉体と完全記憶能力を手に入れた。渡世の羽は精神崩壊を防ぐための記憶消去ツールとして組織に与えられたものであり、ケビンとともに「終焉の律者」との戦いを生き延びた彼女は羽の力をもって悠久の時を生き延びてきたのだ。

やがて自身が「偽物のフカ」であると気付いた律者は、半ばヤケになりながらキアナに攻撃を仕掛ける。しかしキアナはフカより学んだ奥義を用いてこれを破り、フカの肉体を取り戻すことに成功するのだった。


⑩薪炎の律者編

無数の人形からなる「千人律者」こと支配の律者が現れた!支配の律者はキアナを固有空間に引きずり込み、炎の律者コアと共に姫子の死を突きつける。すると瞬間、キアナに生じた動揺とコアによる崩壊エネルギーの増幅から「空の律者」が復活しかける。

キアナはそれに抗い、己の律者人格と対話。それを経て、自身が”シーリンの願い”から生まれた存在であると結論づける。第二次崩壊時、シーリンはセシリアの優しさに触れ、彼女の腕の中で「家族の温かみ」を求めながら息絶えた。もしやり直せたなら、普通の人間として生きたい……もう一度、彼女の声を聞きたい。そんな願望が、K-423に魂を生み出したのだ。

空の律者は精神世界でキアナを圧倒し、肉体の主導権を再び奪おうとするが……そのとき炎の律者コアがキアナに呼応!姫子の遺志に背中を押され、キアナは勝利を収める。そして空の律者は「最後まで足掻いてみせろ」と皮肉めいて笑み、キアナの内から消滅するのだった。

かくして空の律者と炎の律者の力を呼び覚ましたキアナは「薪炎(しんえん)の律者」に覚醒!フカ、ブローニャとともに支配の律者を打ち破り、姫子の死を受け入れ進んでいくのであった。

 

⑪オットー編

支配の律者コアを手にしたオットーは、「全ての時を500年前に戻す」という恐るべき野望のために動き出す。

そこで天命のS級戦乙女・デュランダルは、カスラナ家の聖痕よりアクセスできる記憶世界(聖痕空間)で自らの失われた過去を知る。彼女こそ、K-423救出時に行方不明にとなった"本物の"キアナ・カスラナであったのだ。シャニアテとカスラナの力を引き出したデュランダルは、キアナとともに偽神オットーとの戦いに挑む。

そしてついにオットーは討たれるが……それこそ彼の真の目的であった。

オットーはキアナの敵として立ちはだかることで「虚数の樹」に繋がる空の律者の力を発動させ、自身の死と引き換えに時間遡行を実現したのだ。そして彼は「カレンが死なない世界線」を新たに作り出し、満足げに息絶えるのだった。


⑫古の楽園編

ケビンに促され、ヨルムンガンドの聖域「古の楽園」に潜る芽衣。そこは「火を追う蛾」の十三英傑の記憶から作られたデータ世界であった。

真我のエリシア、救世のケビン、戒律のアポニア、黄金のエデン、螺旋のヴィルヴィ、鏖滅の千劫、天慧のスウ、刹那のサクラ、旭光のコズマ、無限のメビウス、群星のグレーシュ、浮生の華、空夢のパルドフェリス。芽依は彼らの記憶体と関わり、その試練を乗り越えていくが……そこにウィルス生命体である「侵蝕の律者」が現れる!

律者を倒すため、芽依へと希望を繋ぐため次々に命を散らしていく英傑たち。そして芽衣はエリシアのついにデータを復旧し、彼女が第零律者「起源の律者」であったことを知る。

エリシアは生まれながらの律者であった。

破壊衝動を持たず、人として生きた彼女は「火を追う蛾」に入り……やがて自らが律者だと気付いた。そして己の能力を人間性と定義し、死ぬことで律者の根源にそれを持ち帰ろうとした。

それは確証のない大きな賭けであったが……結果として、今文明の律者には「人間性」が現れるようになった。芽依が「雷の律者」でありながら「雷電芽依」でいられるのは、彼女のおかげなのだ。

エリシアは芽衣を現実に送り出し、古の楽園もろとも浸蝕の律者を葬り去る。そして芽依はケビンが自分を楽園に送った理由_もとい、ヨルムンガンドに誘った理由を悟り、「聖痕計画」実行を前に組織を抜けるのであった。

 

⑬終焉の律者編

第十二律者が討滅され、「終焉の律者」の顕現が迫るなかでケビンはついに聖痕計画を発動する。彼はメイ博士と共に、律者を生み出す「終焉の繭」に対してとある推測を立てていた。

繭の正体、それは高度に進化した異星文明の機構なのだ。彼らは自身と並び立つ存在を求め、それが現れることに期待して文明をリセットし続けている……。ゆえにこのループを断ち切るためには、地球人類を強制進化させねばならないのだ。

聖痕計画とは、聖痕覚醒者を除く人類を「幸せな夢」で繋げ、ひとつの巨大な聖痕_精神のアダムにするというもの。

聖痕から生まれた新人類・イデアが夢の世界で文明を築き、現実世界では「精神のアダム」にアクセスした聖痕覚醒者がその記憶や経験を受け継いで文明を興していく。

しかしそれは、今を生きる70億の人々を「新人類の糧」として消費する暴力的なものだ。それは文明存続を優先するあまりに、人の在り方を歪めている。納得できないキアナたちはケビンに抗い、月面での戦いを繰り広げる。

そしてブローニャは理の力を極めて「真理の律者」に。芽依はエリシアの力を受け継ぎ「起源の律者」に。キアナは全ての律者の権能を集め……「終焉の律者」に覚醒する!

彼女は、ついに人の身で「終焉」と並び立つ存在に至ったのだ。敗北したケビンは、しかしそれを喜ばしく思いながら息絶える。聖痕計画が否定され、人類に新たな可能性が開かれたのだから……。

キアナは月に残り、崩壊エネルギーを抑える役目を引き受けることに。しかし悲しみはなく、彼女はむしろやりがいと誇らしさに満ちていた。意外にも不便はないし……何より、離れていても愛すべき友との絆は変わらないからだ。

 

律者/神の鍵リスト

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第零律者「起源の律者」

人の律者とも。"人間性"こそがその力。
前文明の律者はエリシア。今文明の律者は雷電芽依。
神の鍵は存在しない。


第一律者「理(ことわり)の律者」

物質の構造を解析し、構造を把握したものを無から生成する。
今文明の律者はヴェルト・ジョイス→ヴェルト・ヨウ→ブローニャ・ザイチク。

神の鍵は「虚空万象」。前文明の知識を収めた膨大なデータベースであり、神の鍵の模倣も可能(スペックは本物に劣る)。

独自の人格を持っており、のちにオットーのクローンボディを借りて活動を始める。

 

第二律者「空の律者」

虚数空間を操り、無数のワームホールを生成する。
今文明の律者はシーリン→キアナ(K-423)。
神の鍵は「千界一乗」。並行世界を観測できる装置。


第三律者「雷の律者」

電磁波を操る。今文明の律者は雷電芽依。
神の鍵は「浄罪七雷」。刀や銃など七形態に変化する。


第四律者「風の律者」

大気を操る。今文明の律者はウェンディ。
神の鍵は名称不明。惑星のテラフォーミング装置、気候兵器などとして使える模様。


第五律者「氷の律者」

冷気を操る。今文明の律者はアナ・シャニアテ。
神の鍵は「万物休眠」。元々は兵器として開発されたが、のちにコールドスリープマシンとして改造されることに。


第六律者「死の律者」

腐敗と再生を司る。
神の鍵は「黒淵白花(こくえんびゃっか)」。分解の「黒淵」と創生の「白花」に分離可能なランス。


第七律者「炎の律者」

烈火を操る。
前文明の律者はヒメコ。今文明の律者はキアナ(薪炎の律者)。
神の鍵は「天火聖裁」。双銃モードと大剣モードに可変。大剣モードは使用者すら燃やしてしまうため、カスラナの血を引き出した者しか扱えない。


第八律者「識(しき)の律者」

人間の精神を掌握する。
今文明の律者は渡世の羽のコアを媒介とし、フカの肉体に誕生した。
神の鍵は「渡世(とせい)の羽」。他者の意識に干渉したり、記憶と引き換えに膨大なエネルギーを生み出したりできる。


第九律者「岩の律者(星の律者)」

超重力を操る。今文明の律者はフクロウ。
神の鍵は「エデンの星」。疑似ブラックホールの生成が可能。


第十律者「支配の律者」

意識を共有する群体ネットワークからなる。
前文明では1000の人々がこれに覚醒した。今文明ではからくり人形の姿で活動する。
神の鍵は「軒轅剣(けんえんけん)」。持ち主によって形態を変える宝剣。支配の律者コアが1000個存在したため、1000本製造された。


第十一律者「約束の律者」

あらゆるエネルギーを無効化する結界を作り出す。
今文明で律者は確認されていないが、オットーがこの力を行使した。
神の鍵は「誓約の十字架」。崩壊エネルギーの分解や中和が可能。


第十二律者「侵蝕の律者」

人間から機械まで万物に感染するウィルス。
今文明の律者は古の楽園に退避し、エリシアを食らってそこに永住しようとした。
神の鍵は「地蔵御魂」。侵蝕の律者を捕らえ続け、時が来れば神の鍵として加工するための封印装置。


第十三律者

存在しない律者。己の正体を悟ったエリシアが、自らを討滅するべく名乗ったもの。


第十四律者「終焉の律者」

文明のリセットシステム。
前文明で火を追う十三英傑が戦うも敗れた。
今文明ではキアナが全ての律者の権能を束ね、この力に覚醒する。

 

崩壊:スターレイルとの関連性

ブルー編

ヨウおじちゃんは崩壊3rdにでてるヴェルト・ヨウ本人!いろいろあって(虚空万象といっしょに)並行世界に来て、事故ったとこを姫子さんに助けられたようす。

いきなり出てきてブラックホールとか使ってるけど、これは重力を操る神の鍵「エデンの星」の力によるもの。

いっぽう姫子さんは崩壊3rdの姫子先生とはまったく別人!崩壊3rdと崩壊スターレイルは並行世界の関係にあって、それぞれに似た顔・名前の別人が存在してる。

なのでヨウおじちゃんは知り合い(知り合いじゃない)に会うたびびっくりしてる。

 

ヤリーロ-VI編

いまベロブルグ編をふりかえってみると……ゼレブロの関係性なんてもろに崩壊3rdネタ!ブローニャの養母がカカリアさまなとことか、ふたりがおんなじ孤児院で育ったとことか、最終仲良くなるとことかぜんぶそれ!

ナタさんがリベットタウンで孤児院やってたのも、ヨルムンガンドワタリガラス(ナターシャ・キオラ)さんネタかも。

 

仙舟・羅浮編

すしょうちゃんは崩壊3rdにも出てて、フカの弟子という設定。

羅刹はオットー(&虚空万象)のそっくりさんで、オットーがすしょうちゃんに「羅刹人」って呼ばれてたネタを拾ってる。ヨウおじちゃんにはめっちゃ警戒されてた。

 

ピノコニー編

黄泉さんに小ネタがめっぽう多い!
黄泉さんの本名は雷電忘川守芽衣(らいでんぼうせんもりめい)。むかしは角も生えてて、雷の律者ってかんじ。

故郷の出雲で起きた戦いは、そっくりそのまま崩壊3rdをオマージュしてる。

高天原から降りてきた神が出雲で猛威を振るった。しかし出雲人は神の亡骸から世守の刀を作り、それに立ち向かった

ここでいう「八百万の神」は律者で、「世守の刀」は神の鍵!

世守の刀は(まこと)、(めい)、(そう)、(いのち)、(いしずえ)、(そく)、(しょく)の12本からなっていて、やっぱりそれぞれが律者の能力に対応してる。

そして出雲は全てを犠牲に神を退け、折れた12の刀から「世負の刀」を作った。「」と「」……これは第零(十三)律者「起源」と第十四律者「終焉」に由来。

雷電忘川守芽衣が「始」を振るっているのは、芽衣せんぱいが「起源の律者」になったから。白髪鬼(CV.ケビン・カスラナ)が「終」を振るっているのは、ケビンが終焉の繭からパワーを得ていたから。

どうやら世守の刀は持ち主を人ならざる「鬼」に変えたらしくて、せっかく神を退けたはいいもののほぼ壊滅状態だったようす。その世界の行く末をめぐって忘川守芽衣さんと白髪鬼は戦った。

そして忘川守芽衣さんは最後の刀「無」を作って全てに終止符を打とうとしたんだけど、その経緯もろもろで「虚無」の運命に踏み込みすぎて、IXの使令にひとしい存在になってしまう。

……といったかんじで、ラスト以外はだいたい崩壊3rd。なのでヨウおじちゃんは黄泉さんとめちゃくちゃ話はずんでた。

あと「エナの夢」にも聖痕計画のオマージュっぽい部分あるし、他にもここに書ききれてないネタがいっぱい散りばめられてる!

雲騎元帥・は女性らしいので、たぶん華(フア)さんが元ネタなはず。

327 on X: "フカさんの人為的崩落がとうとう出ましたが本当にカッコいい https://t.co/APEesG5xag" / X

これからも崩壊3rd続々でてきそうなので、崩壊3rdの設定履修しとくとやっぱり面白みが増す気がします!!

公式のふりかえり動画や、有志の解説動画などもあるので興味のある方はぜひ!おすすめですよ。