ぽむぜろアーカイブ

ぽむぜろアーカイブ

限界オタクが推しコンテンツの思い出を記録していきます

EX:『プレナパテス』『シロコ*テラー』『プラナ』を解説する!【Character Archive】

※本記事はメインストーリー最終編の”核心的な”内容を含みます。未読の方はご注意を!!!

別時間軸からの来訪者

並行世界のキヴォトスより、「アトラ・ハシースの箱舟」に乗って渡ってきた者たち。

プレナパテス

f:id:pomzero:20240409202416j:image

別時間軸の先生が色彩接触して変じた存在。
シロコ*テラーに与えられた「色彩の嚮導者」としての役割を肩代わりしたことで、無名の司祭の操り人形となってしまう。
大人のカードやシッテムの箱を操るほか、キヴォトスに顕現した神秘や恐怖をコピーする力も与えられている様子。

・別時間軸にて
シャーレ爆破事件により意識不明の重体に。もはや回復は見込めないと判断されるも、シロコを助けるため最後の力で立ち上がる。
そこでついに倒れてしまうが、大人の責任を果たすべく自ら色彩と接触。嚮導者の役目を引き受け、「全時空のキヴォトスを滅ぼす」という司祭らの命令に従い動き始める。

・最終編
ベアトリーチェが色彩に働きかけたことをきっかけに、「この世界の自分と生徒たちならシロコらを助けられる」と判断。複製したアトラ・ハシースの箱舟をもって並行世界に渡り、虚妄のサンクトゥムによる侵略行為を開始する。
そしてナラム・シンの玉座でもう一人の自分、かつて見守った生徒たちと対峙。最期の瞬間に司祭の戒めから解き放たれ、もう一人の自分にシロコとA.R.O.N.A.を託し散っていった。

 

シロコ*テラー

f:id:pomzero:20240409202442j:image

別時間軸のシロコが色彩と接触し変じた存在。神秘は恐怖へと転じ、死の神アヌビスとしての力が現れている。
元のシロコよりも大人びた風貌と、破損・変色したヘイローが特徴。ちなみにシナリオ上では一貫して「シロコ」と表記される(シロコ*テラーは戦闘BOSSとしての名前)。

・別時間軸にて
対策委員会メンバーとの死別を経験し、心身ともに摩耗。ついに自身も死を迎えようとするが、そのとき司祭らが呼び寄せた色彩の接触を受けて死の神アヌビスに変質。「色彩の嚮導者」として、操られるままキヴォトスを終焉に導く。
プレナパテスが嚮導者の役割を引き受けたことで自由意志を取り戻すも、「すべてを死に導くことが自分の本質なのだ」という絶望や諦観からプレナパテスとともに並行世界へと渡った。

・最終編
ゲマトリアを襲撃し、その秘儀を簒奪したのちアトラ・ハシースの箱舟でもう一人の自身らと対峙。心を殺しながら戦うも、「生きている」対策委員会メンバーと顔を合わせたことでついに決壊してしまう。
先生の手で地上へと脱出させられた後、シロコから譲り受けた覆面を手にいずこかへと去っていった。

 

A.R.O.N.Aプラナ

f:id:pomzero:20240409202502j:image

別時間軸における「シッテムの箱」のメインOS。アロナと同じ声や能力を持っているが、口調は冷静でやや淡々としている。
プラナの名はアロナに与えられたもので、「プラネタリウム」にちなんでいる。

・別時間軸にて
先生を最期の瞬間まで支えるも、シロコ*テラーに撃たれ教室を失ってしまう。先生がプレナパテスに変じたのち再起動を果たし、その真意を知らぬままに並行世界侵略へと加担することに。

・最終編
アトラ・ハシースの箱舟のコントロールを担い、虚妄のサンクトゥム顕現プロセスを進行する。ナラム・シンの玉座においては限定的に実体化を遂げ、戦闘支援を行った。
箱舟崩壊に伴ってアロナの「教室」に迎えられ、2人の奇跡で先生を救出。以降アロナに与えられた「プラナ」の名で、先生の秘書を担うことになる。

 

解説:「色彩」とは

f:id:pomzero:20240409202552j:image

キヴォトスの外にあるもの。意思を持たぬ現象。物事の「本質」を歪める光。その光に晒された者の肉体は変質し、精神もまた狂気に染まっていく。
人為的な手引きがない限りキヴォトスに現れることはないとされるが、トリニティなどにはいくつか文献が残されている。
色彩がキヴォトスの生徒と接触した場合、その「神秘」は「恐怖」へと反転する。その変化は不可逆。

●関連人物

無名の司祭……別時間軸のキヴォトスにおいて、意図的に色彩を召喚。シロコとの接触を促した。

シロコ*テラー……色彩の接触を受け、「神秘」を「恐怖」に反転させられた。

プレナパテス……シロコを助けるべく、自ら色彩に接触・変質した。

ベアトリーチェ……圧倒的な力を手にするべく、儀式によって色彩のエネルギーを引き出そうとした。肉体の変化に利用するだけの予定であったが、知らず知らずのうちに狂気に侵されており、最後にはゲマトリアを追放されることとなる。

セイア……白昼夢を通じて、ベアトリーチェの儀式を覗いたことで肉体の変質に苦しめられる。間接的な接触であったため「反転」現象は起きなかったが、精神は白昼夢の中に囚われてしまう。最終的にクズノハの助言を受け、自身の本質「未来視」を手放すことで光の影響下から脱した。