ぽむぜろアーカイブ

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イベントストーリー「夏の特殊作戦!RABBIT小隊と消えたエビの謎」を読みかえす!【Scenario Archive】

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2023夏はうさぎにはじまる!「RABBIT小隊と消えたエビの謎」を読み返そうって記事!
本編は2023/06/21に公開された。

RABBIT小隊はここ最近のコンビニ弁当に「エビ」が入っていないことに疑問を抱く。コンビニだけではない……D.U.のあらゆる飲食店から不自然にエビだけが消えているのだ!

D.U.に流通するエビのほとんどは、物流会社レッド・フック・エクスプレスの工場が位置する夜戸浦村で水揚げされている。RABBIT小隊は夜戸浦村に赴き、エビの行方を調査することに。もちろん単なる漁獲量の低下や、工場の設備トラブル等も考えられるが……その時はその時、ただ海を楽しんでみるのも悪くはないだろう。

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水着を身につけ、観光客を装い夜戸浦村に潜入するRABBIT小隊。だが工場建設以来、村の観光客はめっきり減っていたらしく……かえってその姿が奇異の視線を集めることに。

何はともあれ聞き込み調査を開始する一行であったが、村民たちは部外者に対して忌避の感情を抱いているようで、多くを語ってはくれない。そして彼らが揃って口にする「深きもの」なる存在が、ミヤコたちの不信感を煽るのであった。

レッド・フック・エクスプレス代表によれば、「深きもの」とは村で語り継がれる海神のことらしい。村民は漁獲量の減少を「深きもの」の怒りに結び付け、規律を乱す外部の人間を追い出すようになったのだとか。さらには怪しげな供物の奉納までを行っているようで……?

村人たちは何かを隠している!ミヤコたちは夜間に漁場近くを調査し、そこで鼻をつく異臭に顔を顰めることとなる。村民たちは……いかがわしい儀式のために、意図的に魚を腐らせているのだ!村民たちに包囲された一行は疑念を確信に変え、戦闘を繰り広げる。だがそこに駆け付けた先生は、ミヤコたちの側を制止するではないか。

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実は異臭の正体は夜戸浦村の名産品である“くさや”であり、村民たちは調理場に侵入してきたRABBIT小隊を盗っ人と判断して襲い掛かってきたのだった。

ミヤコらは、自身らが都市伝説のもたらす恐怖に呑まれ視野狭窄に陥っていたことを恥じる。調査初日から「深きもの」にまつわる情報に触れすぎてしまったために、夜戸浦村に対する先入観が知らず知らずのうちに構築されてしまっていたのだ……。

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RABBIT小隊は謝罪も兼ねて、老朽化していた電線・電子機器等の修繕に取り組む。その真摯な姿勢は村民たちに通じ、一行は漁業組合長のもとでバーベキューを楽しむこととなるのだった。

鬼の岩礁と呼ばれる地域には、「深きもの」が供物の回収に用いる船が現れるという。しかしミヤコたちは、それが人の手で造られたバージ船であることを見抜く。

村人たちが言い伝えを恐れ、避けていた「再来の船」の正体は__レッド・フック・エクスプレスの輸送船であった!

レッド・フック・エクスプレスは夜戸浦村の漁師たちからエビを買い上げ、それをD.U.に運搬する……と見せかけて高級品の密輸を行っていた。こちらの方がよほど金になるからと、エビはまとめて廃棄してしまうという非道なやり口に一行は憤慨。武装兵を蹴散らし、代表の身柄を拘束して、RABBIT小隊は村民たちから感謝されることとなるのであった。

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そして後日。夜戸浦村の漁業組合から大量のエビを貰ったミヤコたちは、先生を子ウサギ公園に招いて楽しいバーベキューパーティーを開くのだった。