レッドウィンター連邦学園
雪降るキヴォトスの奥地に存在する巨大な学園。事務局の独裁に反発し、最低でも3日に1度はクーデターが起こっている。
レッドウィンター事務局
レッドウィンターの生徒会組織。一週間の中でトップの座がころころ変わる。
そんな事務局のいかれたメンバーを一挙紹介する記事!
連河(れんかわ)チェリノ

3年生(ということになっている)。128㎝(学園内のプロパガンダ記事では181cm)。誕生日は10/27。
生徒会長。そのほか環境美化部部長・書記長・風紀委員長をはじめとする様々な肩書を持つ……が、それらは全て名ばかりのもの。ふだんは事務局でプリンと惰眠を貪っている。
「レッドウィンターの大いなる権威の象徴」として付けヒゲを装着しているが、その子供っぽい体躯と性格のために多くの生徒からは舐めてかかられている。
気に入らないことがあるとすぐ「粛清」を叫ぶため、生徒たちからは反感を買い、頻繁に革命を起こされては失脚と復帰を繰り返している。
使用武器は拳銃「チーストカ」。引き金を引くまでもなく、銃口を向けて彼女が「粛清だ!」と叫べばレッドウィンターでは粛清対象となる。
一人称は「おいら」。先生のことは同志と呼ぶ。
先生との初対面は革命のイワン・クパーラ。
・革命のイワン・クパーラ
初登場。部下たるマリナに事務局を追い出される。口約束で様々な生徒の協力を取り付けながらなんとか生徒会長の座を取り戻すが、約束を一切果たそうとしなかったためまたも反乱を起こされた。
・絆ストーリー
大好きなハンバーグを食べるべくうきうきと食堂に向かったチェリノは、そこで提供されているのがピーマンの肉詰めであると知り憤慨する。
しかし「もし食べられたらプリンを買ってあげる」という先生の言葉に惹かれ、苦手なピーマンを口にするのだった。
そして後日。約束通りに高級洋菓子店「ルワゾー・ブッレ」のプリンを食べにきたチェリノは、そこで10歳未満の子供に対しクッキーが無料配布されていることを知る。
9歳のふりをして駄々をこねるチェリノに、居合わせたレッドウィンター生たちはドン引き。羞恥心から暴れ出すチェリノを先生はなんとか抑えるのだった。
・227号温泉郷
最初は温泉郷が自分の許可も無しに建てられたという事実が気に食わず、撤去を試みる。しかし到着早々ノドカたちの懐柔によって一転、温泉郷を満喫することになった。
・絆ストーリー(温泉)

温泉につかると大事な髭が濡れてしまう……という問題を、油を塗ることで解決しようとするチェリノ。
しかし誤ってごま油を選んでしまったために、とても装着できるものではなくなってしまった。
そこでチェリノはフルーツ牛乳を飲み、「牛乳ヒゲ」を作り続けることで書記長の威厳を保とうとし……結果、お腹を壊してしまうのだった。
・最終編
兵を率い、色彩ケセド攻略戦に独断で加勢する。
・カルバノグの兎編2章
カヤから工務部の回収を求められるも、クーデターに慣れ切っていることもあり温度感の差が生じる。
・ミニストーリー「テルマエ・アカエ」
227号温泉郷を味わってしまった生徒たちが老朽化した入浴施設に不満を抱きクーデターに乗り出したため、施設の全面改修を決意。ノドカたちを仮釈放し、各学園浴場の見学に向かわせる。
・月華夢騒

キサキの招待を受け、「学園交流会」という形で山海経自治区を訪問する。京劇に感動したり、玄武商会のおもてなしでお腹いっぱいになったり、多くを楽しめた様子。
京劇部が反乱を起こした際には、「全ての生徒には意見を表明する権利があり、生徒会長にはそれを聞き入れ学園を導く権利がある」として失意に沈むキサキを叱咤。彼女を助け、特にクーデターも気にすることなく満足気に帰っていった。
佐城(さしろ)トモエ

3年生。17歳。165㎝。誕生日は11/10。
秘書室長。チェリノを妄信・敬愛しているようでありながら、その実おちょくっては可愛がっている。
どんな話にも説得力を持たせてしまう話術の天才で、アジテーションが趣味。
使用武器はスナイパーライフル「ヴィエールナシチ」。
先生との初対面は革命のイワン・クパーラ。
・革命のイワン・クパーラ
初登場。マリナたちの襲撃を受け、チェリノとともに事務局から避難する。
先生におんぶされるチェリノを「木にぶら下がる猿のようでかわいい」と写真に収め、甘やかしまくる。
・絆ストーリー
先生に関する悪い噂を別の噂で上書きしたり、チェリノの偉大さを広める巡回演説を行ったり、先生と誤発注されたピーマンを処理したり、チェリノのドキュメンタリー映画を撮る……という名目で先生とレッドウィンターを巡ったりするトモエ。
「先生と一緒に過ごした一日は、チェリノ会長との日々とは別の意味で楽しかったので……」
「もしかしたらこれからも、時々“誤り”を犯してしまうかもしれません」
・227号温泉郷
227号温泉郷の違法性を訴えるが、「チェリノとの温泉」というノドカの言葉を受けあっさり懐柔された。
・最終編
レッドウィンター自治区防衛戦に参加した。
・学漫同人物語
ルナオンリー会場に向かうメル・モミジの前に立ちはだかり、同人誌にチェリノを登場させろと戦いを仕掛けた。
・月華夢騒
チェリノやマリナが観光を楽しむなか、理性的にキサキの思惑を図ったり、山海経に生じつつある「火種」を敏感に感じ取ったりする。
京劇部が反乱を起こした際には、巧みな話術によって玄龍門メンバーの正気を取り戻し、事態収拾に大きく貢献した。
・絆ストーリー(チーパオ)

いくらトモエといっても、他学園自治区で演説を始めたりはしない。しかし「中華料理店は健康に悪い」という噂が流布し、お世話になった店々が困っているとなれば……話は別だ!
彼女の街頭演説を受けて「むしろ中華料理は健康に良い」と錯覚した人々は、中華料理通りに殺到。キヴォトス全土に中華ブームが巻き起こることとなるのだった。
池倉(いけくら)マリナ

2年生。16歳。166cm。誕生日は11/4。
保安委員長。チェリノの機嫌を損ねた者を粛清する役割を持つ。
凛々しい顔立ちとは裏腹に頭は緩く、野良猫にも弱い(幼少期に引っかかれたことがあるため)。熊やパンダが好き。
先生との初対面は革命のイワン・クパーラ。
・革命のイワン・クパーラ
初登場。ずっこけた拍子にチェリノの権威を称える石像を倒してしまい、それを有耶無耶にするためクーデターを起こす。
が、結局は事務局を奪い返され、トイレ掃除の刑に処されることに。ちなみにトイレ掃除の腕はピカイチ。
・絆ストーリー
プリンの個数がリストと合わない!これはスパイの仕業だ!先生がスパイなのではないか!?ということで、マリナは先生にレッドウィンターに関するテストを課すことに。
先生はこれを難なくクリアするが、逆にテストを受けたマリナは「181cmあるはずのチェリノが自分より背が低い」ことに気づき困惑。
テストをクリアできないということは……もしかして私がスパイ!?とパニックに陥る。
そして真犯人の猫にビビり、道にも迷う始末で部下からは「お前が本物の保安委員長なわけがない!」と投獄されてしまう。先生に励まされ元気を取り戻すマリナだったが、その直後にまたしても迷子になってしまうのだった。
・227号温泉郷
チェリノ、トモエと共に温泉郷を営業停止させようとするも、シグレに「ふかふかの熊と温泉に入る」光景をイメージさせられあっさり陥落した。
・グループストーリー「レッドウィンター事務局」
どうやらキヴォトスではペロロが人気らしい。ではペロロをレッドウィンターに編入させればキヴォトス中から大量の生徒が集まるのでは?
というチェリノの突飛なアイデアを押し付けられ、ペロロが架空のキャラクターであると告げることができぬままその編入に動くこととなる。
ノドカを偽ペロロに仕立て上げチェリノを納得させようとするも、チェリノの心変わりによって計画は失敗。いっそ粛清されるくらいなら、とノドカとともにクーデターを起こす。
・学漫同人物語
トモエと共にメル・モミジの道を阻む。その後ヤクモの通報を受けまたしても二人と交戦し、先生の指揮を前に倒れる。
・ミニストーリー「万魔殿のレッドウィンター巡回録」
マコトと共謀してチェリノへのクーデターを図るが、決行日を間違えて失敗。トイレ掃除の刑に処される。また、それをマコトに伝えることも忘れていた。
・月華夢騒
立場や性格など、多くの部分で似通っているミナとすぐさま意気投合。彼女がキサキへの忠義を見せた際には、学園としての所属を無視してその味方をした。
・絆ストーリー(チーパオ)

露出の多いチーパオはマリナの得意とするところではないが、その着こなしぶりは衆目を集め、写真撮影まで求められることに。戸惑うマリナだったが、パンダの愛らしい写真をチラつかされれば応えないわけにもいかない。
そして出版された彼女の写真集は外部からも人気を博し、見事完売するのだった。