雪降るレッドウィンターをたくましく生きる「知識解放戦線」「工務部」「出版部」の生徒たちをざっくり紹介！
知識解放戦線
本を愛する者たちの集い。僻地のレッドウィンター図書館で生活している。
姫木メル
2年生。16歳。137cm。誕生日は12/21。
創作を好むオタク系少女。中でもナマモノを多く取り扱うことから、その悪名は学園外にも轟いている。
ハンドルネームは「メルリー」。創作については「浮かび上がってくるシーンを形にせずにはいられない」というある種の使命感を持って臨んでいるらしい。
使用武器は本人の悩みを体現した特殊製作拳銃「創作の……苦しみ！」。他に良い名が思い浮かばず、この名前になったのだとか。
・227号温泉郷
浴衣姿で初登場。コミセンに出す同人誌のネタを求めて温泉郷に赴き、入浴中の先生をスケッチする。
・グループストーリー「227号特別クラス」
ノドカに事務局への嘆願書制作を依頼されるも、なぜかノドカとシグレの生モノ同人誌を描き出す。
・学漫同人物語
未完の名作「ルナ」をめぐってモミジと喧嘩してしまい、彼女と和解するべくルナ同人誌を描き上げる。最終的に仲直りを果たし、タカネの主催する「ルナ」プチオンリーに参加した。
・絆ストーリー
創作にあたり、「デートに臨む女の子の気持ちが分からない」と悩むメルを先生はショッピングモールや遊園地に連れ出す。終わってからそれがデートの道程であったことに気付き、メルは赤面。先生と、そして「自分の知らなかった世界」を意識するようになっていく。
秋泉（あきいずみ）モミジ
1年生。15歳。135cm。誕生日は8/7。
図書館司書にしてメルのアシスタント。「どんな本も読まれるために生まれてきた」という考えを持ち、絶版本を収集している。
図書館に多くの蔵書を置くために戦っている……が、実はほとんど個人的な願望から図書申請を出している。鳴き声は「ふええぇぇん……」。
使用武器は携帯型RPG「図書館利用規則第7号」。
・革命のイワン・クパーラ
初登場。「いずれキヴォトス全土の学園を支配し、あらゆる蔵書を閲覧可能にしてやる」と語ったチェリノに協力する……が、彼女が約束を反故にしたため反乱を起こす。
・学漫同人物語
「ルナ」に対する想いからメルと衝突し、図書館を飛び出してしまう……も、反省して仲直り。一緒に同人誌を完成させる。
・絆ストーリー
限定本や絶版本を求め、先生と一緒にレッドウィンターブックフェスティバルをめぐるモミジ。そんなある日、徹夜仕事で疲れた様子の先生を見かねたモミジは図書館を臨時休館にする。「一緒にお昼寝、しましょう……？」
図書室の一角を仮眠室として提供したモミジは、そして眠りについた先生の傍で小さく囁くのだった。
「ねえ、先生」
「いつも、私に寄り添ってくださって……ありがとうございます」
「……おやすみなさい」
工務部
レッドウィンター自治区内の土木工事や建築を一手に担う部活。
安守（やすもり）ミノリ
3年生。17歳。158cm。誕生日は7/14。一人称は「あたし」。
部長。自由と平等を掲げ、圧制者を打倒するべくデモ活動に邁進する。仕事の腕は確か。
文学作品を好み、なかでも労働者の現実を描いたプロレタリア文学を愛好する。作文の試験では満点しか取ったことがないらしい。
固有武器はアサルトライフル「鋼鉄の松明」。ミノリが進む闘争の道の前で黙々と火を灯してきた。
・革命のイワン・クパーラ
初登場。工務部の過酷な労働環境を訴え、部員たちと共にストライキを起こす。失脚していたチェリノには手を貸したが、彼女が権力を取り戻すと再び反乱を起こした。
・227号温泉郷
温泉郷に対し「ゲヘナの建築物を認める訳にはいかない」と抗議運動を起こすが、シグレによって懐柔される。
・グループストーリー「227号特別クラス」
かつて革命を共にした同志として、227号の嘆願書制作に協力する。良い工事は労働者の団結から。労働者の団結は良い演説から。良い演説は良い文章から……の理論で文章力が高い。
・カルバノグの兎編2章
連邦生徒会の人材資源室長より、サンクトゥムタワー前でのデモ依頼を受ける。しかしカヤのクーデターが達成されたのちも「キヴォトスのあらゆる問題の責任は連邦生徒会長にある！」「プリンを支給しろ！」「週休5日制を実現しろ！」などとデモを続行し、カヤ派の人材資源室長へ反逆する。
・絆ストーリー
ミノリが指揮する工事現場を見学することになった先生。そこで依頼主から即日払いの約束を反故にされそうになったミノリは、「給与なきところに労働なし！」「労働者を軽んじるな！」とダイナマイトを爆発させるのだった。
・学漫同人物語
メルの同人誌に革命思想を取り入れろと迫る。
出版部
レッドウィンターで発行されている出版物の執筆から印刷・発行までを一手に担う部活。事務局がバックについており、プロバガンダ記事なども制作している。
荒槙（あらまき）ヤクモ
部長にして機関誌「レッドベア」の編集長。計算高い性格らしく、「ムフフ」と怪しげに笑う。
・学漫同人物語
初登場。出版部の事業拡大を目論み、メルの冒険を実写映画化しようとするもあえなく撃退される。
三善（みよし）タカネ
評論家の少女。レッドウィンターで出版される本には全て目を通しており、「レッドベア」にてそれらの評論を書いている。
お嬢様然とした出で立ちながら、迂遠かつ皮肉まじりな話し方もあって友人が少ない。メルに対して特に当たりが強い。
・学漫同人物語
初登場。メルとモミジの事情を知り、ルナ同好会の会長として彼女らの仲直りを支援する。
