ぽむぜろアーカイブ

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初心者のための!麻雀ルールざっくりまとめ【ブルアカ雀魂コラボ記念】

君は麻雀を知っているか。

はじめに

このまえ麻雀に初めてさわった。せっかくだから遊べるようになってみたいし、なんとなく分かりつつあることを自分なりにまとめてみる!

あくまで私の備忘録みたいなもので、しっかりした解説記事ではないことに注意されたし!これ書いてるのも触れてから3日目です。

なので、自分にわかりやすいように専門用語とかもあえて省いてるとこあるし、詰めの甘いとこも多いんだけど……麻雀うまうま民は容赦してもらえるとたすかります!

ちなみに使ってるのはアプリゲーム「雀魂」!

 

牌(パイ)の種類

麻雀牌は「数牌(かずはい)」と「字牌(じはい)」からなる。

数牌は3種類。それぞれ1~9まである。

萬子(マンズ):一萬とか漢字で書いてるやつ。
筒子(ピンズ):丸が並んでるやつ。
索子(ソーズ):竹(紐?)みたいなのが並んでるやつ。

字牌は2種類。

三元牌(さんげんぱい):ハク(無地のやつ)、ハツ(發)、チュン(中)がある。
風牌(かぜはい):東西南北ある。読み方は東(トン)南(ナン)西(シャー)北(ペー)。

で、これらすべての牌は4枚ずつ存在する。麻雀牌は全体で136枚あることになる!

 

あがり方

手牌=手札は計14枚。これを山札からドロー(=ツモ)したり、捨てたりしながら「3個・3個・3個・3個・2個」の集合体にする。この形を「4面子1雀頭」という。

「3個」のまとまりを「面子(めんつ)」、「2個」のまとまりを「雀頭(じゃんとう、もしくはアタマ)」というわけだね。この4面子1雀頭という完成形の中に、特定の組み合わせ=「」を含んでいるとアガることができる!!
(※ドローして捨てて、14枚の完成形をめざす…ので、正確にいえばゲーム中の手牌は13枚)

面子の作り方は2種類。

順子(シュンツ):「同じ種類の数牌が」「3つ連番になっている」まとまりのこと。
「1・2・3」とか、「2・3・4」とか、「7・8・9」とかそういうやつ。

刻子(コーツ):「同じ種類の数牌or字牌」「3枚揃っている」まとまりのこと。
「3・3・3」とか「中・中・中」とか「東・東・東」とかそういうやつ。ちなみに4枚揃っててもコーツになるんだけど、これは後述。

雀頭は「同じ種類の数牌or字牌」「2枚揃える」ことで作ることができる。このまとまりを対子(トイツ)と言ったりする。

 

鳴きシステム

おおまかには、自分のターンが回ってくるたびに山札から1枚ドローして、手札を一枚墓地に送る(捨てる=打牌)……この繰り返しによって手札を4面子1雀頭のかたちに整えていく。けどドローだけでお目当ての牌をGETできるだろうか?

そこで、他人の捨てた牌を手札にちょうだいできる「鳴き」というシステムがある!ざっくりとした「鳴き」の発動条件は、自分の「シュンツ」or「コーツ」完成にリーチがかかっていることだ。
以下に、他人の捨て牌をもらえる「鳴き」の例を挙げる。

チー
シュンツ完成リーチの状態」で、「最後の1ピースを左の人が捨てた」とき、それをGET。自分の手札から一枚すてる。
たとえば手札に「3・5」があるとき。これは「3・4・5」のシュンツリーチだ!そこで左の人が「4」を捨てたなら、チーを行い1面子を完成させることができる。

ポン
コーツ完成リーチの状態」で、「最後の1ピースを他の誰かが捨てた」とき、それをGET。自分の手札から一枚すてる。
たとえば手札に「東・東」があるとき、これは「東・東・東」のコーツリーチだ!そこで誰かが「東」を捨てたなら、ポンを行い1面子を完成させることができる。

ミンカン
「カン」は「同じ牌×4(つまりコーツ+1)」の状態を指し、この組み合わせを槓子(カンツ)と呼ぶ。カンツはゲーム上、コーツと同じ扱いをする。
カンツ完成リーチの状態」で、「最後の1ピースを他の誰かが捨てた」とき、それをGET。自分の手札から一枚すてるのがミンカンだ。
たとえば手札に「東・東・東」のコーツがあるとき。他の誰かが「東」を捨てれば、ミンカンによって「東・東・東・東」のカンツを作ることができる。

※ちなみに鳴かずに(自分のドローだけで)カンツを作ることをアンカンという。

カカン
既にポンしてコーツを作った状態」で、「ドローによって同じ牌の4枚目を引いたとき」に3+1でカンツを作る行為。
たとえば手札に「發・發・發」のコーツがあるとき。自ドローで「發」を引くことができれば、カカンによって「發・發・發・發」のカンツを作ることができる。

 

役のつくり方

アガるためには4面子1雀頭のなかに「役」を含んでいる必要がある。「役」はいくつか存在し、それぞれの条件も異なる。☆は難易度=成立時にもらえるボーナス数(ハン)である。

 

役例(鳴き〇)

役牌(☆1)

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条件は「三元牌のコーツ」もしくは「場風(ばかぜ)牌のコーツ」もしくは「自風(じかぜ)牌のコーツ」を完成させること。
麻雀にはそのゲームにおける「風」というものがあって、これを「場風」と呼ぶ。
最初の場風が「東(トン)」だった場合、「風牌のコーツ」は「東・東・東」になる。(全プレイヤーが親の番を1周終えると、場風は南に変化する。その後は西、北)

で、プレイヤー個人にも「風」が割り当てられている。これを「自風」と呼ぶ。
自風が「西」だった場合、「風牌のコーツ」は「西・西・西」になる。これも場風同様に変化していくらしい。

断幺九タンヤオ(☆1)

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条件は4面子1雀頭に「1」「9」「字牌」を含まないこと。
AAでよくみるやつ。ダディクール

三色同刻:サンショクドーコー(☆2)
条件は「3種の数牌で同じコーツをつくる」こと。
たとえば、4面子1雀頭のうち3面子が「マンズの3・3・3」「ピンズの3・3・3」「ソーズの3・3・3」であればこれはサンショクドーコー成立といえる。

対々和:トイトイ(☆2)
条件は「コーツ×4をつくる」こと。
4面子がすべてコーツというパターン。1カンツは1コーツカウント。

三暗刻:サンアンコー(☆2)

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条件は「自分のドローのみでコーツ×3をつくる」こと。
4面子のうち3面子は自力で作らなければならない。逆に言えば、のこり1面子はポンやミンカンで作ってもよい。

小三元:ショーサンゲン(☆2)
条件は「三元牌のうち2種でコーツをつくり」「のこり1種で雀頭をつくる」こと。
たとえば4面子のうち2面子が「ハク×3のコーツ」「ハツ×3のコーツ」で、雀頭が「チュン×2」になっていればショーサンゲン成立だ。

三槓子:サンカンツ(☆2)
条件は「カンツ×3をつくる」こと。
数としては「1シュンツorコーツ(1×3枚)」「3カンツ(3×4枚)」「1雀頭(1×2枚)」なので、17枚となる。

混老頭:ホンロートー(☆2)

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条件は4面子1雀頭に「1」「9」「字牌」しか含まれていないこと。
タンヤオの逆バージョン。1とか9のコーツとか、字牌のコーツとかを作ったりする。

 

役例(鳴き△)

以上に紹介したのは、「鳴き」システムを利用しても発動できるコンボだ。
じつは「鳴き」を利用することで条件不成立になってしまったり、通常よりも点数ボーナスが下がってしまう役がある。

なので、可能であれば「鳴き」をせず=自力のドローのみで役を完成させたいところ。ちなみに鳴かないことを門前清(メンゼンチン)という!読めない!

以下は、「鳴き」を使ってもよいがボーナス減少が起きる(=メンゼンチンが推奨される)役。

全帯幺チャンタ(☆2→鳴きアリで☆1)
条件は4面子1雀頭のすべてに「1」「9」「字牌」が関与していること。
たとえば「1・2・3」のシュンツ、「7・8・9」のシュンツ、「1・1・1」のコーツ、「東・東・東」のコーツ、「發・發」の雀頭のような感じ。

一気通貫:イッツー(☆2→鳴きアリで☆1)

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条件は1種類の数牌で「1~3」「4~6」「7~9」のシュンツをつくること。
のこりの1面子と1雀頭はなんでもよい。

三色同順:サンショクドウジュン(☆2→鳴きアリで☆1)

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条件は「3種の数牌で同じ並びのシュンツをつくる」こと。
たとえば、4面子1雀頭のうち3面子が「マンズの5・6・7」「ピンズの5・6・7」「ソーズの5・6・7」であればこれはサンショクドウジュン成立といえる。

純全帯么九:ジュンチャン(☆3→鳴きアリで☆2)
条件は4面子1雀頭のすべてに「1」「9」が関与していること。
チャンタ字牌なしバージョン。

混一色ホンイツ(☆3→鳴きアリで☆2)

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条件は「1種類の数牌」と「字牌」のみで4面子1雀頭をつくること。
字牌以外はマンズ、ピンズ、ソーズのいずれかしか使ってはならない。

清一色チンイツ(☆6→鳴きアリで☆5)

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条件は「1種類の数牌」のみで4面子1雀頭をつくること。
ホンイツ字牌なしバージョン。

 

役例(鳴き✖)

以下は、「鳴き」を使わない=メンゼンチンの状態でのみ成立する役だ。

リーチ(☆1)
4面子1雀頭にあと1ピースの状態(テンパイ)で発生。特定の組み合わせとかはない。このままお目当ての1枚を自力でドローすることができれば、「メンゼンツモ(☆1)」成立扱いとなってアガれる。他プレイヤーがお目当て牌を捨てた場合、「ロン」でアガれる。(※メンゼンツモ・ロン自体にリーチ宣言は必須ではない)
ちなみにリーチを唱えたあと、1ターン以内&誰も鳴かない状態でアガれた場合、「イッパツ(☆1)」というボーナスが発生する。

平和:ピンフー(☆1)

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簡単な条件×3からなる。
4面子がシュンツ×4であること」「雀頭が役牌ではないこと」「最後のシュンツを完成させるピースが2パターンあること(リャンメン待ち)」。
たとえば、手札に「4・5」があり、これをシュンツとして完成させれば4面子1雀頭ができあがるとする。この状況で欲しい最後のピースは「3」か「6」だ。これを両面(リャンメン)待ちという。

一盃口:イーペーコー(☆1)

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条件は「同種数牌のシュンツが2つある」こと。
たとえば「マンズの7・8・9」「マンズの7・8・9」で2面子できていたらイーペーコー成立だ。

七対子:チートイ(☆2)

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条件は「トイツを7組そろえる」こと。
4面子1雀頭の方式からは外れる。2×7。トイツに被りがあってはならない。

二盃口:リャンペーコー(☆3)
条件は「イーペーコーが2つある」こと。
たとえば「マンズの1・2・3」「マンズの1・2・3」で2面子、「ソーズの2・3・4」「ソーズの2・3・4」で2面子できていたらイーペーコー成立だ。


「役」はその難易度によってもらえる点数が上がり、複数の「役」の条件を同時クリアできた場合はその分のボーナスがさらに上乗せされる。

点数には上限が定められており、自分が「親」の番であるときはだいたいMAX12,000点とか18,000点。そうでないとき(「子」の番)はだいたいMAX8,000点とか12,000点。
コンボきめまくればいろいろ上限も変動したりするらしいけど、まあ今のところはこれぐらいのふんわりした認識に留めておく。むずかしいので。

なんで親の方が大きくなるかというと、親プレイヤーの点数は子プレイヤー時の1.5倍になるから!!親の番がまわってきたらぜひともアガりたいところ!

 

ドラ(だいじ!!)

4面子1雀頭のなかにできるだけ多く役をつくってアガり、ボーナスポイント(ハン)を稼いでいくのが麻雀のきほん……とざっくり考えていいはずだ。
だけどチンイツ(6ハン)のような高得点の役をつくりまくるのは難しい。そこで大活躍するのがドラの存在だ!

麻雀では、ゲーム(局)ごとに「ドラ」というものに指定される牌がある。
このドラ牌…とんでもないことに、なんと1枚につき1ハンの価値がある!!
役の中にドラの牌を組み込んでアガることができればスーパーボーナスだ!!

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『雀魂』ではドラになった牌がぴかぴか光っているので分かりやすい。あと絵柄が赤く塗られている牌もドラだ。

いちおう「ドラ表示牌」なるものがあって、そこからも何がドラになってるかは分かるらしい。
「ドラ表示牌」の次がドラだ。表示牌が1であれば、ドラは2。9であれば、1。
風牌に関しては東→南→西→北→…の順なので、表示牌が北であればドラは東。
三元牌に関してはハク→ハツ→チュン→…の順なので、表示牌がチュンであればドラはハク。

アガるときに持ってるだけで点数を飛躍的に高めてくれるドラはすごいもの。ちなみに私は気付かずふつーに捨てまくってた。ドラはだいじ!!おぼえよう。

 

おわりに:おさらい

・麻雀牌には3種類の数牌と2種類の字牌がある。

・手牌は13枚。山から1枚ドロー(ツモ)→1枚捨てるを繰り返し、「4面子1雀頭」の完成形をめざす。

・あがるには「」の存在が不可欠。役にはそれぞれハンが設定されており、これが高いほどアガり時にもらえる点数も高くなる。

・役は複数コンボの同時発生がねらえる。掛け合わせによってハンを高めることも可!

・他プレイヤーの捨て牌をもらうことを「鳴き」という。便利だが、一部の役しか作れなくなるというデメリットも。

・「鳴き」さえしなければ、役が作れなくともリーチからの4面子1雀頭完成でアガることができる。アガったやつが勝ち。アガればよかろうなのだー!!

・局ごとに「」や「」が変化し、役牌や点数倍率に影響する。

ドラを入れてアガるといっぱいお得!!手牌にきたらなるべく残しておきたい。

他にも点数計算のあれこれとかあるみたいなんだけど、今はまずこのあたりを中心に覚えていきたい!