ぽむぜろアーカイブ

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ミレニアム:『セミナー』『特異現象捜査部』を解説する!【Character Archive】

ミレニアムサイエンススクール

理系生徒が集う学校。歴史は浅いが、他の追随を許さない最先端のテクノロジーが高く評価され、ゲヘナ、トリニティに並ぶ「キヴォトス三大校」の一つに数えられている。
主要な部活や委員会は中央のミレニアムタワーに収められており、モノレールによって学園各地に移動することができる。
自治区郊外には「廃墟」と呼ばれる閉鎖区域が存在し、謎めいた軍需工場や機械兵たちが残されている。

そんなミレニアムの生徒会「セミナー」と「特異現象捜査部」のメンバーを一挙解説!
※この記事にはメインストーリー最終編の内容が含まれます。未読の方はご注意を!

セミナー

ミレニアムの生徒会。その名は「千年難題(※今の技術では解けない7つの難題)」を解き明かそうとした研究者の集団に由来している。
千年難題の解決はミレニアムの理念でもある。

調月(つかつき)リオ

生徒会長。淡々とした性格で、他者との協力には消極的。独善的ともいえるそのやり方は、なかなか周囲からの共感を得られない。本心では理解を求めているが……?
ミレニアムの情報を管理統制し、その一部を独占していることから、「ビッグシスター」の異名を与えられている。無名の司祭の遺産(オーパーツ)に対する造詣も深く、「アビ・エシュフ」「AMAS」「アバンギャルド君」などといった様々な兵器を開発している。
先生との初対面はパヴァーヌ編2章。

パヴァーヌ編1章
名前のみ登場。ヒマリと共謀し、アリスの実力を測った。

・バニーチェイサー
コユキの債券発行に乗じ、セミナーの予算を横領。持てる知識と技術の全てを動員し、キヴォトスの終焉を防ぐための要塞都市「エリドゥ」を建造する。

パヴァーヌ編2章
初登場。C&Cや自ら開発したロボット群「AMAS」を用いて廃墟より溢れ出すDivi:Sionを駆除していたが、監視網を潜り抜けた個体がアリスと接触。Keyに乗っ取られたアリスの暴走を目の当たりにし、彼女がキヴォトスに破滅をもたらす存在だと確信する。
エリドゥにてアリスのヘイロー破壊を試みるも、エリドゥはKeyによって「箱舟」のリソースとして利用されることに。先生やゲーム開発部の活躍によって事件は収束するが、罪悪感に苛まれミレニアムより姿を晦ます。

・最終編
AMASを遠隔操作してミレニアム自治区防衛戦に参加。本船の演算もサポートする。
アリスへの罪悪感に苦しめられていたが、彼女に「仲間」として受け容れられ、またヒマリや先生から初めてその努力を認められたことで涙を零す。
その後、箱舟のシステムから着想を得て「脱出シーケンス」を急遽完成させ、本船クルーたちを地上へと帰還させた。

 

早瀬ユウカ

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2年生。16歳。156㎝。誕生日は3/14。
会計。しっかり者で数字に強い。ミレニアムの予算周りを管轄しており、各部活からは恐れられている……と思いきや、その面倒見の良さもあって実は多くの生徒より好かれている。
使用武器は2丁のマシンガン「ロジック&リーズン」。
先生との初対面はプロローグ。先生には明確な好意を抱いている。

・プロローグ
キヴォトスの異常事態に連邦生徒会を訪ねる。そこで連邦生徒会長の失踪を知り、事態解決のためシャーレ奪還作戦に協力する。

・絆ストーリー
先生の領収書や定期報告書の整理を手伝ったりする。世話焼きの性分もあり、先生に頼られるとどうしても弱いらしい。

パヴァーヌ編1章
セミナーとしてゲーム開発部に廃部の危機を告げる。ゲーム開発部が差押品保管所の「鏡」を狙った際には、ヒマリから得た情報をもとにC&Cを動員した。モモイたちからは終始恐れられていたが、彼女らが無事ミレニアムプライスを受賞した際には真っ先に祝福した。

・Get Set, GO!~キヴォトス晄輪大祭~
晄輪大祭の実行委員を務める。ミレニアムの総合優勝を目指し、自らも様々な種目に参加。借り物競走や学園対抗玉入れで勝利を収め、最終種目の学園対抗リレーでは周囲の後押しを受けアンカーとして出場する。

・絆ストーリー(体操服)
晄輪大祭を前にランニングに挑戦するユウカだったが、わずか10分でヘロヘロに。先生にペットボトルを手渡そうとして間接キスに気付くも、結局ひと口だけならいいですよ……?している。

パヴァーヌ編2章
複雑な立場にありながら、エリドゥのシャットダウンを決断。「箱舟」顕現の危機を阻止した。

・最終編
ミレニアムを代表し、サンクトゥム攻略戦の作戦会議に参加する。その後、部隊配置でモメるネルとツルギを鶴の一声で諫めてみせた。本船にもオペレーターとして搭乗。

 

生塩(うしお)ノア

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2年生。16歳。161cm。誕生日は4/13。
書記。観察眼や記憶力に優れる。ミレニアム生が出願した発明特許の鑑別・登録も担当しており、機械の製図なども容易に読み解くことができる。
常に余裕を携え、自分のペースを崩さない。親友であるユウカのことをしばしばからかう。
使用武器はコンバージョン付きハンドガン「書記の採決」。ストックを伸ばせばサブマシンガンのように連射できる。
先生との初対面はON YOUR MARK @MILLENNIUM~キヴォトス晄輪大祭~。

パヴァーヌ編1章
名前のみ登場。昨年のミレニアムプライスで出品した思い出の詩集が「不眠症に対する最高の治療法」として優勝を収めていたらしい。

・キヴォトス晄輪大祭
初登場。ユウカのためを思い、先生らと共に晄輪大祭前日の問題を解決する。
その後、RABBIT小隊の勘違いを悟りあえて「黒幕」の役割を引き受けることで彼女らが競技に集中できるようにした。リオに代わって閉会の言葉も述べる。

・絆ストーリー
書記としてあらゆる物事を主観なく「記録」するというノアに、先生は翻弄される。その余裕を突き崩そうと試みるも、どうにも彼女の方が一枚上手らしい。

パヴァーヌ編2章
ユウカとともにリオの横領を突き止め、要塞都市エリドゥを強制シャットダウンした。

・最終編
色彩ホドの出現に際し、ユウカとともにコユキを釈放。虚妄のサンクトゥム攻略やミレニアム防衛に貢献した。またセイアの直感を信じ、トキ救出にC&Cを派遣した。

 

黒崎コユキ

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1年生。15歳。149cm。誕生日は2/14。
「にははははは!」と笑うお調子者。感覚的に暗号が解けてしまう才能の持ち主で、それを異能と理解していないために様々な問題を起こしてきた。やや自己肯定感が低い面も。
自分では制御できない運が絡む要素が好きで、様々な方法で自分の運を試している。
武器はマシンガン「マリ・ガン」。一度修理に出した際に色を変えた。
先生との初対面は船上のバニーチェイサー。

・船上のバニーチェイサー
かつて才能を買われてセミナーに所属していたが、その問題行為が咎められ除名されることに。ミレニアムの機密事項を知っているため連邦矯正局に叩き込むこともできず、逮捕と脱走を繰り返すなかで付けられたコードネームが「白兎」。
イベント内ではまたも反省房から脱走し、オデュッセイア海洋高等学校のクルーズ船・ゴールデンフリース号に乗船。セミナーの債権を無断発行し、ミレニアムの予算をカジノに注ぎ込んでいた……が、最終的にはC&Cに捕まり、強化ガラス製の立方体に閉じ込められることとなる。

・最終編
色彩ホドがエリドゥに潜伏してしまったため、その高度なセキュリティを解除するためユウカ、ノアによって反省房から連れ出される。セミナーに復帰。この際にマリ・ガンの色が変わっている。

・絆ストーリー
先生に反省部屋に持ち込んだボードゲームの存在をバラされてしまったり。シャーレ居住区の引き出しから大量の薄い本を発見してしまったり。一緒にゲームをしたり、四つ葉のクローバーを見つけたり。ドタバタと楽しい日々を過ごしていく。

 

特異現象捜査部

科学的に解明しがたい現象を追跡・研究するセミナー傘下の部活動。リオが設立した。現在の捜査対象はデカグラマトンとその預言者たち。
英語表記はSPTF(Super Phenomenon Task Force)。

明星(あけぼし)ヒマリ

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3年生。17歳。162cm。誕生日は12/10。
ヴェリタス部長にして特異現象捜査部部長。ミレニアム史上たった3人しか名乗ることを許されていない学位「全知」の所有者。下半身が不自由なようで、基本的に車椅子で移動している。
常に自信に満ち溢れており、ミレニアム最高の天才清楚系病弱美少女ハッカーを自称する。柔軟な思考と茶目っ気を持ち合わせており、合理ばかりを追求する堅物のリオとはしばしば意見を対立させている。占いなどオカルトじみたものが好き。
使用武器はハンドガン「高嶺の花」。あまり使う機会は無いが、「本来、高嶺の花というのは簡単に目にすることができないものですから……まるで私のようでしょう?」と本人は語っている。
先生との初対面は特殊作戦 デカグラマトン編。

パヴァーヌ編1章
ハッキングツール「鏡(Optimus Mirror System)」の製作者として名前のみ登場。鏡の存在を利用し、リオと組んでアリスの実力を見定めた。

・特殊作戦 デカグラマトン編
アリスとデカグラマトンの関連を明らかにするため、犬猿の仲であるリオの依頼を受け入れ特異現象捜査部の部長に。エイミとともに預言者の情報を収集していき、最終的に廃墟水没地区でデカグラマトン本体と相まみえた。

・絆ストーリー
ミレニアムの管理システムをハッキングし、リオの監視下にない部屋を確保したヒマリは、話し相手を求めてその「隠れ家」に先生を招待。あれこれ話に花咲かせる。

パヴァーヌ編2章
アリスを「可愛い後輩」と結論付け、意見の相違からリオによって拘束される。しかしエイミによって救出され、ゲーム開発部に事態解決の方法を提示してみせた。

・最終編
カイテンロボを巨大化させたり、本船オペレーターとして多次元解釈演算に取り組んだり。トキを一人にしたリオに対して強い怒りをぶつけるも、ハナコに仲裁され彼女と協力。咄嗟の場面で多次元バリア打破のアイデアを出したリオを褒める。

 

和泉元(いずみもと)エイミ

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1年生。15歳。167㎝。誕生日は5/1。
与えられた任務をスマートかつ迅速にこなすことから、リオによって見出され特異現象捜査部に所属することとなった。
効率を重視するあまり常識にやや欠ける部分があり、暑がりな体質もあいまってすぐ服を脱ぎたがる。普段の衣装も肌面積が大きい。冷え性なヒマリとはたびたび空調のリモコンを奪い合っている。
実は歌がうまい。
使用武器はショットガン「マルチタクティカル」。多種多様な状況を想定した作りになっている。

・絆ストーリー
エイミの下着選びに付き合わされてしまう先生。「下着も服の一種なんだから人に見せてもいいんじゃないかな」などとその場で試着しようとするエイミを先生は必死に止めるのだった。

・特殊作戦 デカグラマトン編
ヒマリの部長就任を機に、ようやく特異現象捜査部としての活動をスタート。主に実地での戦闘とデータの回収作業を担当する。

パヴァーヌ編2章
エリドゥの隔離施設に囚われていたヒマリを密かに発見・救出してみせる。

・最終編
色彩ケセド戦の作戦立案を担当し、自らも戦う。

・絆ストーリー(水着)
氷海地域での特殊作戦に臨むにあたって、「海だから」と先生を水着選びに付き合わせる。先生に防寒具を勧められ疑問符を浮かべるも、そのファッションを気に入り氷海風呂を楽しむ。