ぽむぜろアーカイブ

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イベントストーリー「船上のバニーチェイサー」を読みかえす!【Scenario Archive】

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コユキ初登場!「船上のバニーチェイサー」を読み返そう!って記事。
本編は2021/9/29に公開された。

ミレニアムサイエンススクール1年生の黒崎コユキ__コードネーム「白兎」が反省房から脱走した!

彼女は「暗号の解き方が感覚的に分かってしまう」という特異な才能を有しており、それを買われてセミナーに所属することとなったのだが……。なんとこれがとんでもない問題児であった。コユキはその才能を無闇やたらに使っては問題を引き起こし、何度も捕まっては逃げ出してを繰り返しているのである。

ミレニアムの機密事項を知ってしまっているため連邦矯正局送りにすることもできず、ユウカたちは手をこまねいていた。そして今回、彼女はセミナーの名で債券を無断発行しているというのだ。このままではミレニアムの資金が底をついてしまう!

コユキが逃走したのは、複数の船からなるオデュッセイア海洋高等学校のクルーズ船__ゴールデンフリース号だ。ゴールデンフリース号は独自の予算運用を行っており、オデュッセイアにとっても半分管轄外の船らしい。

自治区にドローンやドロイドを送り込むことなどもってのほか……ということで、ユウカはC&Cにスマートな事態解決を要求。なにかと騒ぎを大きくしがちな彼女たちを懸念して、ブレーキ役に先生をつけるのだった。ネルは性にあわないやり方に不満を抱きながらも、渋々それを受け入れる。

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ゴールデンフリース号に侵入した5人はバニーガール姿の警備員と遭遇する。すると彼女はC&Cの「服装」を不審がり、仲間を呼ぼうとするではないか!
ただちに警備員を拘束したネルたちは、この船の正装がバニー服であることを知りそれに
着替えることに。

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例のごとく気ままにどこかへ消えてしまったアスナを除く3人は、さっそくシステムルームの掌握に動く。が、アカネがいつもの癖でC4を炸裂させてしまったため失敗。
カリンはバニー警備員をくすぐりの刑に処して情報を吐かせようとするも、やりすぎて気絶させてしまう。彼女がうわ言のように呟いた「プレイラウンジ」という単語だけが手がかりだが……。

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ゴールデンフリース号において利用できるサービスの等級は、プレイラウンジの「ゲーム」を通じて手に入るチケットによって決まるという。
プレイラウンジに入った先生とネルは、そこでゲーム筐体をバシバシと叩くコユキの姿を発見する。彼女はあろうことか、債券の金をゲームに注ぎ込んでいたのである!

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ネルがカリンとアカネを招集しようとしたその時、プレイラウンジの巨大モニターにアスナの姿が映し出される。アスナはここでゲームに興じ、Aランクにまで到達していたのだ!そこでC&Cの存在に気付いたコユキは大量の警備員を呼び寄せ、彼女たちを牢屋に叩き込む。

そして勝利を確信したコユキが高らかに笑っていると、アスナが連れてきたバニーガードがネルたちを釈放する。最上級の「S」ランクチケットを手にしたアスナには、船内における超法規的特権が与えられていたのだ!

悲鳴を上げながら屋上に駆け登ったコユキは、飛行ドローンを装着して空に逃れようとする。

カリンの銃弾はあっさりと命中。コユキはあえなく海に落下するのだった。

コユキが収監されたのは直径10mの正六面体ガラス部屋。デジタル機器の設置や持ち込みも禁じられたそこでは、二度と脱出は叶わないだろう。
事態は一件落着……したのだが、そこで4人はメイド服を船に置き忘れたままであることに気付く。アスナもVIPチケットを捨ててしまったので……またしても潜入ミッション開始だ!ネルはわなわなと震え、怒りとともに叫ぶ。

「あんなチマチマしたこと、二度もやってられっか!!もうてめぇらだけで取ってこいっ!!!」